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小寒 - MINOR COLD
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2017.01.05

小寒は1月5日から1月20日まで。
小寒に入ることを「寒の入り」ともいい
この「寒の内」は寒さが厳しくなる時期となり、まさしく冬本番となります。
昔から、お正月も明け一年で一番寒いこの期間の1月7日には
1年間の無病息災を願って七草粥を食べます。
お粥はお正月のおせち料理、ご馳走そしてお酒などで疲れてしまった胃腸を休ませてくれますので、
さっそく無病に貢献してくれるわけです。
今年はちゃんと七草粥を作って食べてみよう。

今日の主役、春の七草。七草とは

●芹(せり)・・・水辺の山菜で香りがよく、食欲が増進。
●薺(なずな)・・・別称はペンペン草。江戸時代にはポピュラーな食材。
●御形(ごぎょう)・・・別称は母子草で、草餅の元祖。風邪予防や解熱に効果がある。
●繁縷(はこべら)・・・目によいビタミンAが豊富で、腹痛の薬にも。
●仏の座(ほとけのざ)・・・別称はタビラコ。タンポポに似ていて、食物繊維が豊富。
●菘(すずな)・・・蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富。
●蘿蔔(すずしろ)・・・大根(だいこん)のこと。消化を助け、風邪の予防にもなる。

とカラダに良さそう。

 

菘と蘿蔔は食べやすい大きさに切って下茹でします。おかゆと食べて違和感がないくらい少し柔らかめに茹でます。

芹や薺など残りの葉ものの七草は、軽く茹がいて直ぐ氷水にいれ色止めします。

 

冷めたら、軽くしぼって粗く刻みます。刻んだものは再度水を軽くしぼっておきます。

 

後は普通にお粥を炊きます。

米は軽く研いでから水気を切り、水を加えます。浸水させる必要はありませんので、
すぐに火にかけます。煮立つまでは中火、煮立ってきたら弱火にします。

 

おかゆが炊けたら、味付けに塩をひとつまみほど加えて、

 

ゆでておいた七草を入れて軽く混ぜてあたためます。

七草は別ゆでして後からお粥と合わせたほうが雑味のない仕上がりになるんです。

 

あとは運ぶだけ。

 

今回は、高台向付やリュウル赤銅を使って大人なコーディネート。

 

おかゆを美味しくいただく大事なことは『できたてを食べること』なので、

直ぐに取り分けます。

 

今回使ったナヴァランは内側の底が曲面で上に向かって反り返ってるから、

お粥がとってもすくい易い。

 

すごく優しい味。疲れた胃腸が元気になりそう。

 

最近では七草もスーパーとかで簡単に買えるから、

季節を感じて、七草粥を試してみては。

やさしいお粥で、いい一年のスタートが切れた気がする。

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