小寒は1月6日から1月19日まで。

「寒の入り」といって、厳しい寒さが続くとき。

1月7日は七草粥を食べて新しい年の無病息災を願う風習がある。

お正月のごちそうで疲れた胃腸を休ませるためだったり

ごちそうを終わらせる節目として、日常の食卓に戻す役割もあるみたい。

キンと張り詰めた冷たい空気に、つい縮こまってしまいがちだけれど

今日は土鍋でコトコトと炊いた七草粥で、体の芯から温まろう。


春の七草は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7種。

全部揃わない場合は2、3種類だけでもいいのだとか。

今日はすずな(かぶ)、すずしろ(大根)とせりを使って。

普段の食事に戻す意味合いもあることから、器使いも落ち着いた印象のものに。

七草粥と蒸し野菜の簡素な料理だけれど、1人用の雑炊鍋を銘々で使ったり、

飽きずに食べられるように薬味皿にちょっとかわいさをプラスしてみたり。

豪華さはないけれど、ほっこりと和む食卓に。

寒さが厳しいこの時期は、温かいお料理が何よりうれしい。

1人用の小さな鍋で作れば土鍋の保温効果で温かさが続く。

素朴な雰囲気と片手で使える手軽さがうれしい。

手付雑炊鍋

野菜と生卵を火の通りやすさに合わせて時間差で加えていくだけで

余分な水分が抜けて凝縮された味に。

すのこ状になっている蒸し皿を使うと、土鍋で蒸し料理も楽しめる。

アルバート 9号鍋

アルバート 蒸し皿

味のバリエーションとして、肉味噌にハーブ入りのマヨネーズ、黒コショウなどを用意。

何を用意しようかと考えることで新鮮な味に出会えることも。

豆のさやのような形が愛らしい三品皿。

グース 薬味皿

シンプルに蒸した旬の根菜を、コクのある肉味噌と一緒にいただく。

肉味噌の入ったカップと一緒にワンプレートにしてシェアして味わう。

やさしいピンクの色合いが、素朴な根菜をおいしそうにみせてくれる。

パレット 280プレート

ジンジャー ボール S

熱々の七草粥に蒸し料理、1年で最も寒いこの時期は湯気のたった料理がごちそう。

体をいたわる温かいものを食べて元気に一年のスタートをきりたいものですね。

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