和食器で楽しむ二十四節気の器と食事

処暑は8月23日から9月7日まで。
暦の上では暑さがおさまる頃とされていますが
実際には残暑が厳しく、夏の疲れが出やすい時期。
栄養価の高い手軽な料理で、元気に過ごしたいものです。
気づけばもう9月。秋の食材もちらほら見かけるようになりました。
秋の始まりを感じる食卓を楽しみましょう。


旬のバジルがお値打ちになっているのを見かけると、ついつい手がのびます。
ペーストを手作りして季節の味を存分に楽しみたい。
秋色の完熟いちじくは鶏レバーと一緒にサラダに仕立てて味わいます。


たっぷりのバジルは、にんにくやパルミジャーノなどと合わせてパスタにするのがいちばん。
すり鉢を使えば香りを楽しみながら調理ができ、片付けも簡単です。
コンパクトなサイズのすり鉢は、器としても使える風合いが魅力。

レゼット すり鉢L


バジルペーストと相性の良い、さやいんげんとじゃがいももパスタと一緒に茹でてしまえば手軽。
うっすらと霜が降りたようなアイスブルーのプレートに、
余白をたっぷりとって盛りつけることで、簡単なパスタが華やかに。

チェルキオ 8寸皿


いちじくと鶏レバーを使って、サッと作れて元気が出るサラダを。
フランス風のサラダを盛りつけたのは、細かな凹凸のプリーツが印象的な器。
具だくさんのサラダをこんもりと盛りつけやすい形状です。

プリュイ 220オーバルプレート


淹れたての紅茶を氷の入ったグラスに注ぎ、香りの良いアイスティーに。
たっぷり入るグリーンのポットは、シックな色味でテーブルに自然と馴染みます。
懐かしさを感じる形で、くつろいだ雰囲気で過ごす食卓にぴったり。

コゼット ポット

サテングラス


アイスブルーや白の爽やかな器に、
深いグリーンやアメ色の小物を入れて秋らしさを少しプラスしました。
夏の終わりと秋の始まりを意識した落ち着いたコーディネート。

手軽な料理もどんな器を選ぶかで全然違う雰囲気に。
少しずつ移り変わる季節を感じながら、食事を楽しみたいものです。

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