和食器で楽しむ二十四節気の器と食事

大暑は7月23日から8月6日まで。
蝉の鳴き声が聞こえたら、もう梅雨明けのサイン。
本格的に厳しい暑さになるこの季節は
できるだけ火を使わずに短時間でできる料理がうれしい。
さっぱり食べて元気になれる、夏の食卓を楽しみましょう。


梅雨を越して、水分をたっぷりためこんだ完熟野菜。
食の進まない暑い盛りには、あまり手を加えず
酸味や香りをプラスしたシンプルな料理で味わいます。


夏のお昼ごはんの定番、冷やし中華。
手作りのねぎ塩ダレをかけて季節のオクラやトマトと一緒にいただきます。
立ち上がりのあるフラットなプレートは、あれこれ盛り合わせたい冷やし中華にぴったり。
マットでニュアンスのある色合いは、家族それぞれの色を決めて食卓に並べても楽しい。

パルード 230プレート


かぼちゃのオーブン焼きはナンプラーやごま油、お酢などと一緒にオーブンに入れるだけ。
そのまま出してテーブルでシェアするスタイルは手間もかからず、豪華に見えます。
ヨーロッパでよく使われている浅鍋をイメージして企画された器はオーブンや直火での調理が可能。
少ない食材でも十分満足できる一皿に仕上がります。

オムレツパン


白ワインビネガーとオリーブオイルでマリネした、すいかのサラダ。
まろやかでフルーティになったスイカをデザートみたいな器使いで味わいます。
ぽってりとした厚みの手吹きガラスに盛りつければ
ガラスの透明感が引き立ちいっそう涼し気に。

レモネード フラットタンブラー

ポンポネ 100プレート

カンパーニュ ボールL


オーブン焼きの取皿には、素朴な夏らしさを感じる器を合わせました。
陶器の柔らかい素材感と、爽やかなブルーのラインがポイント。
太いラインと細いラインが波紋のようにも見えるマリンテイストの器。

リヴァージュ 170プレート


ガラスや淡いトーンの器を中心にした、爽やかなコーディネート。
カラフルな色合いが、夏野菜のみずみずしさを優しく引き立てています。
麺料理なので使う器は少なめですが、マヨネーズをミニサイズの片口に入れてワンプレートにしたり
ガラスのタンブラーに小皿を合わせるなど、ちょっとした工夫で楽しい雰囲気に。

夏野菜をたっぷり食べると、体のほてりがすーっと取れるような気がしてきます。
調理の時間を短くして、おおらかに、真夏も食事を楽しみたいものです。

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