和食器で楽しむ二十四節気の器と食事

小満は5月21日から6月5日まで。
気持ちのいい陽気が続き、トマトやきゅうり、ナスなどの夏野菜が出回り始める頃。
小満の始まり5月21日はマルミツポテリが定めた「夏カレー解禁日」。
今日はスパイスとたっぷりの夏野菜でカレーを作ります。
いつもよりカレーを華やかに、カラフルな食材が引き立つコーディネートを楽しみましょう。

クミンシード、ターメリック、カイエンペッパーなどのスパイスを準備。
調理用の小皿にあらかじめ計量しておくと作業がスムーズです。
白い磁器素材に、ブルーのロゴが入った清潔感のあるデザインで
ロゴのプリントは、かすれや歪みなど手作業ならではの味わいや温かみが感じられます。

ナンバーズ


ヨーグルト風味のきゅうりのサラダは、そのままさっぱり食べてもいいし、
カレーと混ぜながら味の変化を楽しむのもいい。
きゅうりと紫玉ねぎの爽やかな色合いを生かして、
ぽってりとした手吹きガラスのボールに盛りつけました。

レモネード フリーボール


スパイシーなカレーの食卓には、たっぷりサイズのピッチャーが欠かせません。
1250cc入るので、これからの暑い季節や人が多い時にもおすすめ。
下に向かって広がった、シンプルで安定感のある形と
何層にも色が重なったような、趣のあるブラウンの色合いが魅力。

マルタン ピッチャー

サテングラス


ターメリックの鮮やかなイエローが食欲を刺激するスパイスご飯。
土鍋を使って、スパイスとお米を軽く炒めてから炊き上げます。
普段は囲み鍋として使っている土鍋も、蓋の穴をふさげば炊飯にも使えます。
土鍋が余分な水分を調節してくれるので、パラリとした仕上がりが保てるのが嬉しい。

ドゥーブ 8号鍋

今日のカレーはトッピングと一緒にお皿の上で混ぜながら味わうスタイル。
存在感のある大皿をワンプレート使いにすることで、華やかさを出しました。
カレー皿に濃い色を使ったので、テーブル中央には淡いピンクや白、ガラスといった
軽さのある器を取り入れつつ、全体的にカラフルな食材を引き立てるコーディネートにしました。

モダンな形状の陶器の小鉢にスパイシーなチキンカレーを入れて
付け合わせと一緒に、2種類のカレーをワンプレートで味わいます。
ブルーと黒の大皿は食材の色と被らず、全ての食材を引き立ててくれています。
すっと伸びていくような広がりを感じる形で、カレーが美しく盛りつけられる器。

アポロニア 11"ディナープレート

ラグマン ボールS

すくう部分が大きく深さのあるスプーンは、クラシカルな佇まい。
厚いステンレスを使った重厚感と、なめらかな曲線からエレガントさも感じられます。
鈍い光沢が特徴で、蚤の市で見つけたアンティークのようなカトラリーです。

シャルパンテ テーブルスプーン

パレット 280プレート

ファーマーズ 蓋付きココット

夏野菜とスパイスの色や香りを存分に味わった、今年の夏カレー解禁日。
手作りと盛りつけにちょっとこだわって、毎年恒例の季節の行事食みたいに楽しんでいます。

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