和食器で楽しむ二十四節気の器と食事

小雪は11月22日から12月6日まで。
だんだんと陽射しが弱くなり、紅葉が散り始める頃。
年末の慌ただしさの中、冷え込みが厳しくなってくるので
湯気の立ちのぼる、温かい料理がうれしいもの。
今日は手軽にできる湯豆腐で体の中から温まろう。

この時期の旬はニラ、ゆず、春菊に里芋など。
栄養豊富な冬野菜が揃う季節です。
体を温めてくれる野菜を食べて、本格的な寒さに備えましょう。


白みそに砂糖とみりんを加えて練ったら、仕上げにゆずの絞り汁を加えます。
温かみのある陶製のレモン絞りは食卓の上でも使いたくなる雰囲気。
傾けても種が留まるように工夫されていて使いやすい。

レゼット レモン絞り


直火で調理した湯豆腐をそのまま食卓へ。
土鍋は保温効果が高く、火から下ろした後も温かさが持続します。
卓上コンロを出す手間もなく手軽に楽しめるところも便利。

身と蓋の色が違う、ツートンカラーが特徴の土鍋。
丸みのある形と大きめについた取っ手が愛嬌たっぷり。
1〜2人用のコンパクトサイズで、少ない食材でも気軽に鍋が楽しめます。

マレンゴ 6号鍋


ゆず味噌、刻んだニラをたっぷりと入れたニラダレを用意。
盛りつけたのは、キューブ型で存在感がある器。
中身を変えていくつか並べて使うのも楽しい。

アイオリ 角小付


寒い日にほっこりと温まる、素朴な食卓のコーディネート。
素材感のある土物の器を組み合わせて、落ち着いた雰囲気に。
品数が少なくても、薬味を入れる器にこだわれば楽しい食卓が演出できます。

湯豆腐を取り分け、それぞれが好みの味にして味わいます。
すっきりとしたハンドルが特徴のとんすいは
これから出番の多い鍋料理に、和洋問わず活躍してくれそう。

レユニール とんすい

麦藁手飯碗 中平

湯気ごと味わう料理は、それだけでごちそう。
タレや薬味の味と器にこだわれば、満足感のある湯豆腐に。

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