和食器で楽しむ二十四節気の器と食事

立夏は5月6日から5月20日の間で、夏の始まりの節気。
この季節の楽しみといえば、できたばかりの新茶。
立春から数えて八十八夜(5月2日)を過ぎた頃、その年初めての茶摘みが行われるのだとか。
ゆったりとした気持ちで、お茶の葉が開いていく時間や
好きな茶器を選ぶ時間などのひとつひとつを丁寧にして、おいしいお茶を味わいたい。
夏の始まりらしい爽やかな器使いで新茶を楽しみましょう。

冬の間に蓄えられた養分の70%が最初に摘み取る葉や芽に含まれているのだそう。
丁寧に淹れたお茶は、新緑のような爽やかな香りとほのかな甘みが楽しめます。
1年のうちの2ヶ月程しか楽しめない特別な味わい。


お茶を淹れる時は、必ず沸騰させてカルキのにおいを飛ばしてから。
直火にかけられる陶器製のポットは、質感や色合いが温かみのある印象。
テーブルの上にそのまま持っていきたくなるデザインで
保温効果が高く冷めにくいので、テーブルの上で二煎目、三煎目を楽しむのにも重宝します。

ミジョテ ポット


トレーにお茶を淹れる道具と使いたい器をセットします。
急須と湯冷し用の片口、湯呑を揃えたら、全てにお湯を注いで温めます。
それぞれの器がじんわりと温まるのに合わせて、お茶を淹れる気持ちも落ち着いてくる。
どんな道具を使うかで、味も気持ちも変わってきます。


70〜80℃になるまで湯冷ししてから淹れるのが基本。
シンプルなシルエットの片口は、鮫肌のような縮れた表面が特徴的。
伝統的な手法で作られていて素朴な味わいがあります。

マラン 片口


最後までおいしく飲むポイントは、急須の中のお湯を最後の一滴まで注ぎ切ること。
しっかりと傾けることができる、小振りのサイズがおすすめです。
どこかほっとするような雰囲気のポットは、安定感のある持ち手で注ぎやすい。

パッロ ポット

急須スキッパー

初夏のお茶の時間に合わせて、きれいな色の洋食器を合わせて軽やかさをプラス。

湯呑と菓子皿に、素材感のある薄くフラットな陶器のプレートを合わせました。

器を重ね使いするだけで、ささやかな煎茶と和菓子を印象的に見せてくれます。

ペトラ 300×200

オルドレ 手作り煎茶

ポンポネ 100プレート

和菓子は目でも楽しませてくれる、季節に呼応したもの。
シックで透明感のある色が、この時期の爽やかな和菓子にもよく合います。
立体的なミントの装飾がお菓子を生き生きと引き立ててくれます。

ミント 160プレート

短くても長くても、おいしくお茶を飲む時間は毎日の小さな支えのような気がします。
ふと時間をとめて、ゆったりとお茶を味わう機会を作りたいものですね。

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