和食器で楽しむ二十四節気の器と食事

雨水は2月19日から3月5日までの間、少し寒さが和らぐ頃のこと。

冬の間に乾燥していた空気や冷たく締まっていた土を、春の雨が潤していきます。

春は貝がおいしい季節と言われていて

はまぐりはこの時期に欠かせない楽しみな食材です。

はまぐりと言えば3月3日に桃の節句、ひな祭りがありますね。

心も明るくなるような陽気がうれしい季節。

旬のはまぐりを使って、目からも春を感じるひな祭りのテーブルを整えましょう。

二枚貝のはまぐりは、同じ貝の殻しかきちんと合わないことから

ぴったり合う良い伴侶と巡り会えるようにと、ひな祭りに欠かせない素材になったそうです。

はまぐりはお吸い物としてよくいただきますが、

今日は菜の花と一緒に酒蒸しにして、他にはない上品な旨味を味わいます。


ひとつひとつ表情が違って、見ているだけでも楽しい手まり寿司。

赤カブのお漬物を丸く型抜きして花びらのようにしたり、

裏ごした卵の黄身で和える「菜種あえ」という方法で旬の鯛のお刺身を和えたり。

すっきりとして軽やかなお重に詰めるだけで、華やかさがアップします。

ハウス 長角二段重

子供たちも大好きな茶碗蒸しは定番の鶏肉、えび、しいたけを入れて。

まだ肌寒いので、温かい茶碗蒸しを汁物代わりに用意しました。

茶碗蒸しはそれほど頻繁に作らないので、器は汎用性のあるものを。

副菜やプリンなどのデザートにも使えるものがおすすめです。

ファーマーズ 蓋付きココット

ヴァプール 蒸し碗

はまぐりと菜の花の酒蒸しは、あさりで作るものとはひと味違う上品な味。

お祝いのテーブルにも合う特別感があります。

淡い青磁の大皿は伝統的な技法を用いながらも、ナチュラルで洗練された雰囲気。

春の食材のやさしい色を品よく引き立ててくれます。

アポロニア 11"ディナープレート

今回は桃の花をイメージしたピンク色のアイテムや

大皿の色に合わせて、薄いグリーンの小皿や小鉢をポイントに取り入れました。

主役の子供用には花をモチーフにしたお皿を2種類使ってにぎやかに。

うさぎの箸置きなどで細かいところまで可愛くしてあげると喜んでくれますよ。

古拙 梅皿

ファーマーズ 蓋付きココット

親子で一緒に手まり寿司を作ったり、料理を盛りつけた器のことも

ひな祭りの思い出として記憶に残ってくれたら嬉しいですね。

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