BLOG

【2017秋冬新作紹介 vol.2】トロワリーニュ -2017.08.18 Fri

2017秋冬新作紹介 vol.2

TROISLIGNE / トロワリーニュ

薄手の素地に、すくっと立ち上がったフォルムが軽やかな飯碗ができました!

高さ1cm弱ほどの小さめな高台がついており、手に持った時の立ち姿も美しく映ります。

飯碗は私たち日本人には特に欠かせない器です。

家族で使う飯碗はそれぞれ決まっていることも多く、

自分だけのお気に入りポイントがある人も多いと思います。

とてもシンプルな飯碗ですが、

トロワリーニュを毎日の食卓で使ってもらうために、形、大きさ、色、土、にこだわり、

型屋さん、窯屋さんと何度も微調整を繰り返してやっと完成しました。


【企画のこだわり1】 ほんのわずかな丸み

最初の形はもう少しだけシャープな印象の飯碗でした。

凛とした印象が薄手の素地とも相性がいいのではないかと考えていたのです。

企画チームと出来上がったサンプルを見ながら、

感覚的にもうほんの少し丸みをつけてみよう、、、となりました。

凛とした印象がどこか固く見えて、

毎日ごはんを盛っているようなイメージが沸きにくかったように思います。

下の写真は器の原型です。(石膏でできた器と同じ形のもの)

ほんのわずかな丸みですが、

修正した右側の飯碗(小)の方が全体におおらかさが出たように思います。

左:修正前の飯碗 大(丸み △)    右:修正後の飯碗 小(丸み ◯)



【企画のこだわり2】 
優しい色と塗り分け



トロワリーニュにはイエロー、グレー、ブルー、と3色あります。

内側は透明釉、外側は色釉と釉薬を塗り分けています。

どれも淡めで優しい色展開です。

柔らかく優しい雰囲気になっているのには土にも秘密があります。

白っぽい土の表情が内側を見ればわかりますが、よく見ると真っ白ではありません。

写真にはなかなか写りづらいのですが、、、

ほんのりクリーム色で細かい土の鉄粉や粒のようなものが見えます。

そんなほのかな土の素材感があることでふんわりとした、優しい表情になっています。

また、ほのかな土の素材感だからこそ釉薬も綺麗に発色し

トロワリーニュの優しい世界観ができあがりました。

実は簡単に内側と外側を釉薬で塗り分けてもらっているように言いましたが、

飯碗の形状的に塗り分けの工程は大変な技術と道具を要する装飾方法でした、、、、

窯屋さんの確かな技術があったからこそ実現できた飯碗でもあります。



【企画のこだわり3】 


トロワリーニュ 飯碗で使われている土にはもう一つ秘密があります。

陶土(白土)の中に磁器土を30%程混ぜ込んでいます。

そうすることで、強度が増し、吸水性が低くなります。

吸水性が低いと器が汚れにくく、電子レンジの使用も可能となりました。


最終サンプルがあがってきて、トロワリーニュを手にした時、

ブルーはお父さん用、イエローはお母さん用、、、

家族それぞれがお気に入りのmy飯碗を食器棚から迷わず手にとるような光景が浮かびました。

日々の暮らしに優しく寄り添うトロワリーニュ。

食卓を明るく、軽やかに彩ってくれることと思います。

企画(は)