EARTHENWARE(open fire safe)
耐熱陶器(土鍋)について
冬の食卓に欠かせない土鍋。最近では土鍋でご飯を炊かれるが増えてきて
季節を問わず、ますます活躍の機会が増えているようです。
使っているうちにだんだんと風合いが変わりながら、おいしさをしみ込ませて育っていく土鍋。
老舗の料亭などでは何十年も使い続け、ひびにしみ込んだ旨味がしみだして、
それこそ「秘伝」の味になっていたりと、長く使い続けることで鍋もお料理も育っていくのです。
その一番初めの鍋のおろし方、また使用上の注意点をご紹介します。
スタジオ エムの土鍋は耐熱陶土を使用しており、直火、オーブン、電子レンジ使用可能です。
ただし、IHには対応しておりません。
場合により表面にヒビ(貫入)が入りますが、ご使用上の支障はございません。
耐熱陶器のお取り扱いについて
耐熱陶器は、吸水性が高いため汚れが染みやすく、稀に水が漏れる場合がございます。
ご使用前に目止めの処理を行ってください。
1.
新しい土鍋を購入したら
はじめに目止めを行います。スタジオ エムの土鍋は素材となる土が粗いためそのままだと、
水分が漏れたり、生地に汚れが染み込みカビやシミの原因になります。
米のでんぷん質が生地の目を埋めることで、水漏れを防いだり、汚れを染みにくくさせる効果があります。
2.
土鍋を使用する時
外側に煮汁がこぼれているままで使用しないでください。汚れや破損の原因となります。
熱くなった土鍋を急に冷たいところに置くような急激な温度差はお控えください。
破損の原因となります。
外側の底面や側面がぬれたまま火にかけないでください。破損の原因となります。
乾燥が不十分な状態で火にかけると、鍋に吸収された水分が側面から染み出て焦げることがありますので、
よく乾燥させてからご使用ください。
長時間の空焚きはお止めください。
揚げ物には使用しないでください。
3.
土鍋を使用した後
長時間、食材を入れたまま放置しないでください。
使用後すぐに洗剤で洗浄して、水分を完全に乾燥してから収納してください。
土鍋は吸水性があるため、使用後、水分が残ったまま収納したり、
水分のあるものを長時間入れたままにしておくと、カビや臭いの原因になりますのでご注意ください。
○外側の焦げをクレンザーやたわしで無理に洗ったり、削ったりしないでください。
火が直接当たる底の部分は、釉薬がかかっていないため強く洗いすぎるとひび、傷を生じることがあります。
※直射日光での乾燥は殺菌効果もありおすすめです。
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汚れが染み付いてしまったら
上記のように使っていても、焦げや食べ物の汚れが染み込んでしまうことは、完全には避けられません。
染み付いてしまった汚れや臭いは、薄めた台所用漂白剤で多少取ることが出来ます。
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においが付いてしまったら
水1ℓに対して、重曹:大さじ4杯、酢:大さじ1杯を
溶かした液体に浸しておくと、においが多少薄まります。
※においや汚れの具合により重曹と酢の量を調節してください。
目止めの仕方
目止めの作業をすることで、器の表面の目を埋め、水漏れを防ぐのと同時に汚れを染みにくくします。
1)土鍋を洗い外側の水分をよく拭き取り、土鍋の中にお米のとぎ汁を入ます。
-注意-
・鍋は良く洗浄してからご利用ください。シミや汚れの原因となります。 ・鍋の側面や底面が濡れたまま火にかけると、破損する恐れがあります。ご注意ください。
2)20~30分米のとぎ汁を沸騰させるか、もしくは、おかゆを炊いて下さい。
-注意-
・長時間煮沸をしないでください。でんぷん質が焦げ付く場合がございます。 ・炊いたおかゆは、土鍋の中に含まれる粒子などが 溶け込んでいる場合がありますので、食べないでください。
3)火を止めた後は、完全にさめるまでそのままおいておき、その後水洗いします。
-注意-
・長時間放置しますと、土鍋が必要以上に水分を吸収してしまいます。火傷しないぐらいの温度になったらとぎ汁を捨ててください。
4)乾いた布で拭き、自然乾燥させます。個体差はありますが、天日干しで1日以上を目安に、しっかりと乾燥させてください。
-注意-
・外見上乾いているように見えても、吸水した水分がまだ残っている場合があります。しっかりと乾燥させずに収納してしまうとカビの原因となります。 ・乾燥の際は、立てかけたり、伏せる時はお箸等を挟む等、 風通しが良いようにすると効果的です。
一度で目が埋まらない場合は上記の作業を繰り返し行ってください。
【目止め処理の注意事項】
・目止めに使用する鍋は、油汚れ等をよく洗浄してからご利用ください。汚れやシミの原因となります。
・器は伏せずに鍋に入れてください。また器と布巾以外のものを入れないでください。煮沸中、器の破損の原因となります。
・長時間煮沸しないでください。でんぷん質が焦げ付く場合がございます。
・火をつけている間は、なるべく目を離さないようにしてください。