EARTHENWARE
陶器について
陶器は主成分が土で出来ている器です。
磁器に比べると土の密度が低いため強度が弱く、そのため厚く作られることが多いですが、密度が低い分軽く仕上がります。
吸水性があり、何度も使用していく中での『味わい』がでてきます。
素地の組織が不均一なため、ひとつひとつの表情が異なり、優しく温かな風合いが特徴です。
陶器のお取り扱いについて
陶器は磁器や半磁器比べ強度が弱く、吸水性が高いため汚れが染みやすく、稀に水が漏れる場合がございます。
ご使用前に目止めの処理を行ってください。
1.
新しい陶器の器を
購入したら
マテリアルシール no.1のみ、目止め(米のとぎ汁で煮沸する作業)を行います。
陶器は素材となる土が粗いため汚れが染み込み、カビやシミの原因になります。
米のでんぷん質が表面の目を埋めることで、汚れを染みにくくさせる効果があります。
○撥水加工済みの商品につきましては、目止めを行わないでください。
○一部の粉引き商品につきましては、目止めが不要となります。
2.
器を使用する時
汚れの侵入を軽減させるため、きれいな水に浸し、水分を吸わせます。
5〜10分浸すだけでも汚れの侵入を軽減させます。
水分を含むと、斑点のようなシミが現れるものがありますが、乾くと消えます。
3.
器を使用した後
すぐに洗剤で洗い、乾いた布で拭きよく乾燥させてから収納してください。
見た目には乾いていても、器の内部には水分が残っている事があります。
少なくとも一昼夜は食器棚には入れず、乾燥させて下さい。不十分な乾燥はカビや臭いの原因になります。
また、長時間ものを入れたまま放置しないでください。
※直射日光での乾燥は殺菌効果もありおすすめです。
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汚れが染み付いてしまったら
上記のように使っていても、食べ物の汚れや茶渋が染み込んでしまうことは、完全には避けられません。
デニムや木製品の様に、使い込んだ風合いとして楽しんでいただければと思います。
汚れは、多少でしたら台所用漂白剤で取ることができます。
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においが付いてしまったら
水1ℓに対して、重曹:大さじ4杯、酢:大さじ1杯を
溶かした液体に浸しておくと、においが多少薄まります。
※においや汚れの具合により重曹と酢の量を調節してください。
目止めの仕方
目止めの作業(マテリアルシール no.1のみ)をすることで、器の表面の目を埋め、水漏れを防ぐのと同時に汚れを染みにくくします。
1)鍋底にしろ無地のきれいな布巾を敷き、その上に器入れ、撹拌した米のとぎ汁を器がかぶるぐらい入れます。
-注意-
・鍋は油汚れ等を良く洗浄してからご利用ください。シミや汚れの原因となります。
・器は伏せずに鍋に入れてください。また器以外のものを入れないでください。空気が入り、煮沸中、器の破損の原因となります。
・器を重ねて行う場合は、器の間にキッチンペーパーや白無地のふきんを挟むなどして、器同士のぶつかりを防いで下さい。
2)弱火から中火で沸騰させた後、沸き立たせないように弱火で20分ほど煮沸します。沸き立たせると、鍋底や食器同士がぶつかり、割れる恐れがございますので、十分ご注意ください。
-注意-
・長時間煮沸をしないでください。でんぷん質が焦げ付く場合がございます。
・火をつけている間は、なるべく目を離さないようにしてください。
3)火を止めた後は、そのまま器をつけたまま冷まします。冷めたら器を取り出し洗います。
-注意-
・長時間浸けたままにして放置しますと、器が必要以上に水分を吸収してしまいます。火傷しないぐらいの温度になったら取り出してください。
4)乾いた布で拭き、自然乾燥させます。個体差はありますが、天日干しで1日以上を目安に、しっかりと乾燥させてください。
-注意-
・外見上乾いているように見えても、吸水した水分がまだ残っている場合があります。しっかりと乾燥させずに収納してしまうとカビの原因となります。

一度で目が埋まらない場合は上記の作業を繰り返し行ってください。


IH調理器を使用して目止めを行う場合
IH調理器の加熱方法では、鍋に直接器を置くと器の一部分が熱せられ、器の中での温度差が生じやすくなります。すると温度差によるひずみが生まれ、破損してしまう場合があります。IH調理器を使用した目止め方法は、ガスコンロを使用する目止め方法と、違う点がございますのでご注意ください。
鍋底と器の間に空間をつくる鍋底に白無地のきれいな布巾を畳んで置き、鍋底と器の間に3cmの空間をつくります。そして、その上に器を置いていきます。
水が対流しやすくなる鍋底と器の間に空間をつくることで、鍋の中で水が対流しやすくなり、器の一部分の熱せられることを防ぐことができます。
IH調理器を使用する場合は、以上の点に気をつけて行って下さい。この点以外は、ガスコンロを使用した目止め方法と同様の手順となります。

大きい器の場合は・・・
鍋に入らない大きな器などを目止めするときは、桶などの器が入る大きさの容器を用意してください。容器に器を入れ、容器の縁から温めておいた米のとぎ汁をゆっくりとそそいでください。とぎ汁が冷めたら器を洗って乾燥させてください。一度で目が埋まらないときは何度か作業を繰り返し行ってください。

オーブンの使用について
マルミツポテリではオーブン使用可能と表記している商品は、耐熱陶器、一部の陶器(マテリアルナンバー3)と
磁器、半磁器のハマ(高台)に高さのない商品に限定しています。
上記の商品には実際に使用しても問題ないか検査を行っており、270℃のオーブンに商品を7分間入れて保持、
その後常温で放冷し、 この時に割れや貫入の有無を目視によって調べ、
異常のなかった商品をオーブン使用可能と表記しております。

ハマ(高台)に高さのない商品はオーブン使用可能です。
オーブン使用可能商品には    アイコンを付けております。


○オーブンに入れる前に外側の水分を拭き取ってからご使用ください。
○オーブンから出した後の熱くなった器を、水に浸けたり冷えた金属の上に置いたり、
 急激な温度変化を与える行為はお避けください。貫入や破損の原因となります。
○調理の際生じた焦げや著しい汚れ等の洗浄の場合には、金属タワシなどの使用はお止めください。表面が傷つくおそれがあります。


電子レンジのご使用について
マルミツポテリでは電子レンジ使用可能と表記している商品は
実際に使用しても問題ないか検査を行っております。
700Wで4分間電子レンジにかけ、 加熱中や加熱後に割れや貫入の有無を目視によって調べ、
異常のなかった商品を電子レンジ 使用可能としております。

ただし、陶磁器は急激な温度変化に弱い素材です。例えば油分を含んだ食品(例えばチョコレートなど)を
器に対して部分的にのせ電子レンジにかけ、あたためすぎると、食品の乗っている部分とそうでない部分との
温度差が生じ破損したという事例がございます。また、冷凍食品を入れて急激な加熱や冷蔵庫から出した器を
すぐに電子レンジに入れることはお避けください。

※銀彩、金彩の上絵が施されている商品、虹彩釉の商品は使用できません。 ※陶磁器について使用可能という事であり、付属品などの異素材につていは使用できません。 ※上記条件以上での使用については結果が分かりかねますので使用を控えるようお願い致します。
電子レンジ使用可能商品には    アイコンを付けております。

○電子レンジに入れる前に外側の水分を拭き取ってからご使用ください。
○電子レンジから出した後の熱くなった器を、水に浸したり、冷たい調理台に置いたりしないで下さい。
 また冷凍食品を入れて急激な加熱や、冷蔵庫から出した器をすぐに電子レンジに入れることはお避けください。
 急激な温度変化を与えると貫入や破損の原因となります。
○調理の際生じた焦げや著しい汚れ等の洗浄の場合には、金属タワシなどの使用はお止めください。表面が傷つくおそれがあります。
粉引きについて
スタジオ エムの陶器商品の中には多くの粉引商品があります。
陶器の中でも粉引は暖かみのある柔らかい風合いややさしい白色がとても人気ですが、
実はとてもデリケートな素材であり、大切にお取り扱いいただきたい素材です。
粉引とはベースになる器(素地)の上に白い土(化粧土)を掛けて作られます。釉薬の下にまた別の土の層がある為、
独特の柔らかな雰囲気が生まれます。一方で、素地と釉薬が直接触れていないために強度的に弱く、
素地の土より柔らかい化粧土の土が釉薬ごとはがれ落ちたり、
化粧土と釉薬との隙間に汚れが入り込んでシミになることがあります。
また、素地も化粧土も吸水性があり、斑点のようなシミが現れる特徴がありますが、
乾くと消えます。お取り扱い方法は陶器と同様です。