陶器製のマグカップに熱いコーヒーを注ぎ、同じマグカップに2杯目を注いだ際にこのような現象が現れることがあります。
原因は2つあります。
原因【1】 目止めをしていなかった。
原因【2】 熱い状態のマグカップに、さらに2杯目の熱いコーヒーを注いだことで、生地に含まれたコーヒーが圧力で外側に押し出されてしまった。
まず、【1】について
陶器の特性上、「目止め」をすることで、陶器の荒い土の目に水分が侵入することを防ぎます。
目止めをしていない場合、最初に注いだコーヒーが陶器の素材の中に侵入してしまいます。
次に【2】について
2杯目のコーヒーを注ぐと、マグカップの中に入った1杯目のコーヒーの水分が、高温の圧力によって外側ににじみ出てきます。
(土の隙間から、つぶつぶとした無数の水滴が出て来ます)
陶器製の器には吸水性があるため、このような現象が起こることがあります。
そのため、ご使用前には目止めの処理をすることをおすすめします。
目止めの処理の仕方はこちらからご確認ください。
マグカップがコーヒーを吸水してしまった場合は
①マグカップにお湯を注ぎ、外に出て来る水分が透明になるまで繰り返す。
②目止めの処理をして、その後しっかりと乾燥させる。
この処理をしていただくことで再度ご使用いただけます。