クオートQuart

ぽってりとした形と赤土の素朴な表情が魅力の「クオート」
イメージはスペインのバルで使われるうつわ。
スペインに根付くタパス文化は、気取らず、自由な料理で会話や時間を楽しむもの。 うつわに盛られた料理が、人と人の距離を自然に近づける、そんな風景に憧れてデザインしたボウルのシリーズです。
「クオート」は容量を表す単語の1つ。工業製品を連想させる無骨な響きと、どこかキャッチーな語感から名付けました。

デザインの特徴は、厚みのある玉縁の口元と下膨れのシルエット。
柔らかさがありつつ無骨なデザインはカジュアルに使うことができる形です。
玉縁は指が自然に掛かりやすく、持ち上げたときの安定感があります。
また口元がわずかに窄まっていることで、スープやソースもすくいやすいです。

側面に施した判子も、このうつわならではの魅力。
数字は容量をクオート単位で表しています。
1つ1つ凹印判子を手押ししているため、文字が埋もれていたり、少し傾いていたりと表情はさまざま。
その不揃いさが、無骨さの中にどこか愛らしい雰囲気を生み出しています。

サイズは φ180、φ150、φ90 の3展開。
日常使いを想定したサイズ感なので、揃えることで料理の幅がぐっと広がります。

(写真/左:φ180)
φ180は880ccと大きめな容量。
サラダや煮込み料理をたっぷり盛り付けて、テーブルの中央へ。
ガーリックシュリンプやタコのガリシア風など数人で取り分けるタパスの盛り鉢としても、カレーやパスタなど一品料理を楽しむうつわとしても活躍します。

(写真/左:φ180、右:φ150)
φ150は1人分のグラタンサイズ。野菜のオーブン焼きやソテーを盛り付ければ、バルの小皿料理のような一皿に。

φ90はココットサイズの小さなボウル。
マフィンやプディングなどのお菓子作りにはもちろん、深さがあるのでオリーブやナッツ、ポテトサラダなどのおつまみにもぴったりです。

3サイズ重ねることもできるので収まりもいいです。
おおらかなデザインにオーブン料理やおつまみをさっと盛り付けるだけで、まるでスペインのバルに並ぶタパスのような雰囲気を味わえます。

色は3色展開。日常の食卓に馴染みの良い、こっくりとした色合いを選びました。
白は、もったりとした乳白色。柔らかな印象で、出来立ての料理をより美味しそうに引き立てます。
マスタードは、異国情緒を感じさせるアクセントカラー。エスニック料理やスパイスの効いたメニューとも相性が良いです。
カーキは、艶やかな深緑色。落ち着いた色の中に奥行きがあり、料理の色彩を美しくみせます。
釉薬の下から赤荒土の色や表情がほんのり透け、それぞれにニュアンスを感じる優しい色合いに仕上がっています。

裏印部分に溜まった釉薬と赤土のコントラストも見どころのひとつ。
クオートは、特別な日のためのうつわではなく、思いついた料理を、思いついたまま盛り付けられるうつわ。
盛り鉢として、オーブン料理として、小さなタパス皿として。自由な発想で、気負わず楽しんでいただきたいです。
Directed by Asahi Taira
クオートは1月29日(木)予約開始