メメMémé

梅干しや佃煮を入れて、食事のたびにテーブルへ。
家族それぞれが、食べたい分だけ取り分け、白ごはんのお供にする。
いつも食卓の真ん中にあって、自然と手が伸びる、、、
そんな、どこか懐かしく温かな存在を思い描いて、この蓋付碗は生まれました。

名前は「メメ」。
フランス語で、家族だけが使う親しみを込めた「おばあちゃん」の呼び方です。

おばあちゃんの作る、素朴でやさしい家庭料理。昔ながらのレシピや、愛情のこもった手作りごはんをイメージして名づけました。

ふっくらと張り出した胴体に、口元をすぼめたフォルム。
どこか愛らしく、手に取るたびに親しみを感じさせます。

蓋の天面にも丸みを持たせ、胴体とのバランスを調整。
また、蓋の厚みは玉縁との釣り合いを考え、薄くなりすぎないようにしています。

つまみは指がかかりやすい形状に。
高さを出し、指の腹が自然に入り、開け閉めしやすい設計です。

保存容器としての使い勝手も考え、素材には吸水性のない丈夫な磁器土を使用。
釉薬は、均一すぎず、奥行きや斑(ふ)のような揺らぎを感じる仕上がりにしました。

カラーは白と黄色の2色展開です。

【白】

ほんのりベージュを帯びた、やわらかな白。
磁器のすっきりとした質感の中に、大小の鉄粉が現れ、静かな奥行きを感じさせます。

【山吹】

食卓を明るく、元気な印象にする山吹色。
釉薬の濃淡によって色味に自然な変化が生まれ、単調にならない味わいがあります。

ちりめん山椒や、大根菜とじゃこのふりかけなど、白ごはんのお供入れとして。
たこ飯、鯛ご飯、赤飯などのご飯ものや、エビしんじょ、蓮根まんじゅうといった、あんかけ料理の蓋付碗としても活躍します。

そのほか、調味料入れや、ティーバッグ・個包装の飴や小菓子を入れるキャニスターとしてもおすすめです。

それぞれの暮らしの中で、用途が自然と広がり、食卓や台所に欠かせない存在になりますように。

Directed by Yuko Hayashi

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