今日のこだわりポイントは「取っ手」です。
器に取っ手がついていると、なぜか少しだけ嬉しくなる。
持ち運びやすくなるという実用性もありますが、それ以上に
見た目のキャッチ―さや、シンプルな器にはない遊び心が感じられる気がします。
トレーのようにも、ワンプレートのお皿のようにも使える取っ手付きの器。
少しユニークな、個性あるかたちは盛り付けの想像力もふくらませてくれます。
■ 持ち手がかわいい、バスケットのような器
陶器でできているのに、どこか“かご”のような親しみを感じさせてくれる器。
朝食のパンや、テーブルに置くフルーツ、焼き菓子の盛り合わせ…
そんな“ちょっと置いておきたいもの”を受け止めてくれる自由さが魅力的。
持ち手があることで、器そのものがオブジェのようにも見えて、
棚の上やサイドボードに置くだけでも様になります。
■ 持ち手がアクセントになるスクエアトレイ
かたちはスクエア、でも取っ手がつくだけでずいぶんと印象が変わります。
シンプルな焼き菓子の盛り合わせや、ティーポットとカップをのせて、
そのままお茶の時間に運び込む。そんな一連の流れまでもが美しく感じられる器づかいが似合います。
■ フライパンのような耐熱プレートも
取っ手まで一体となったデザインは、まるでフライパンのよう。
でも、鉄ではなく、やわらかな陶器や磁器の質感がどこかほっとさせてくれます。
パンケーキとソーセージ、オープンサンドとサラダ。
そんなシンプルな朝ごはんが、ちょっと楽しく見えてくる器です。
なんでもない日常の中に、小さなときめきを添えてくれる取っ手付きの器。
暮らしの中にそっと加えるだけで、ちいさな所作が少しだけ特別になります。