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山菜の天ぷら

To dish up Tempura of wild vegetables

穀雨は4月20日から5月4日まで。
穀雨とは、たくさんの穀物を潤す春の雨のことを意味するのだとか。
全ての植物がぐんぐんと育っていく新緑の季節。
そんな生命力にあふれた野菜は、生き生きとした活力をもたらしてくれます。
この季節にだけ味わえる食材をシンプルな調理法で楽しみましょう。

たけのこやふきのとうなどの天ぷらを、焼物皿と扇皿を使って盛りつけます。
脚付きの表情豊かな焼物皿や個性的な扇皿を使うと、天ぷらが華やかにバランスよく盛りつけられます。

A

陶器の焼物皿に盛りつける場合のポイント

Points to keep

1.器に懐紙を敷く

懐紙や和紙を半分に折り、「わ」を手前にして器の中央にのせます。陶器は吸水性があるため、懐紙を引くことで器に油が染み込むことを軽減することができます。

B

扇皿に盛りつける場合のポイント

Points to keep

1.余白を普段より広く、6割程残す

特別感のある器の形状や絵柄を生かす様に普段より余白を広くすると、器が料理を引き立て華やかな印象になります。

盛り付ける場合の共通のポイント

Points to keep

1.器の余白を意識して、器の奥に土台となる大きめな具材を盛りつける

最終的な余白の広さをイメージして、土台の量を調節するとバランスがよくなります。

2.細長いものや小さいものを土台に立てかけるように立体的に盛りつける

円錐形をイメージして立体的に盛りつけると、見栄えが良いだけでなくしんなりするのも防げます。

3.右手前にあしらい(添え物)を置く

塩や大根おろし、彩りのよいものを添えることを「前盛り」といい、品よくおいしそうに仕上がります。

今回の器