マルミツ 器の暦

白魚の卵とじ

旬の白魚を使った卵とじは春の七草のひとつでもある、芹をたっぷりとのせて。
調理した鍋で食べられる手軽さで、体の芯から温まります。
卵とじは、醤油:みりん:だし汁の比率が1:0.5:20和食はだしと調味料の比率を覚えておくと、
色々な料理に展開ができるので便利。同じ鍋を使ってできる温かい料理をいくつか紹介します。
どれもできたてがごちそうの簡単料理です。

白魚の卵とじ丼

<醤油:みりん:だし汁=1:0.5:7>

卵とじのだし汁の量を減らすだけで丼に。
白魚の風味を生かしたやさしい味わいです。

かき雑炊

<醤油:だし汁=1:40>

かきの下ごしらえは大根おろしと塩でていねいに。
かきは先に八分ほど火を通しておき、一度引き上げます。
最後にかきを戻し入れ、余熱で火をいれることで身が固くなりません。
しょうが風味でさっぱりと食べられます。

湯豆腐

<つけだれ 卵黄:白味噌:砂糖:酒:醤油:からし=1:2:1:1:1:0.3>

普段何気なく作っている湯豆腐も、もっとおいしくなりますよ。
昆布を引き上げた後、塩を入れるって知っていましたか?
白味噌ベースのつけだれはコクがあって、
湯豆腐を満足感のある一品にしてくれます。