Blûlot

ブリュロ


アンティークの雰囲気を味わう


ブリュロとは18世紀から19世紀ごろに

フランスで生産されていたカップのことです。

当時、窯屋ごとに個性的なデザインのカップが生産されていたそうで、

主にカフェやビストロでエスプレッソを飲むために使われていました。


それぞれの時代の人々の暮らしが反映されているブリュロは

現代ではアンティークマーケットでも人気のアイテム。  

スタジオエムのブリュロは心惹かれる佇まいはそのままに、

今の暮らしに合わせたデザインになるようこだわりました!



カップの8分目は一般的なコーヒーの容量といわれる150cc。

ぽってりとした厚みを残しつつ使いやすくしたい、、、と思い

重くなりすぎないようにカップの厚みを調整しています。  



昔、まだ温もりの残るカップをひっくり返して

ハマの部分にカルバドスなど度数の高いお酒を注いで香りを楽しんだり、

体を温めたとされています。

そのため、愛嬌のあるハンドルの上下の出っ張りは

ひっくり返した時も持ちやすいようにと付いていた物もあるようです。


そんな雰囲気を感じさせるハンドルのデザインを

マルミツではポイントとして取り入れています。  



ブリュロのカップソーサーには手仕事がたくさん詰まっています。

美しい曲線やアクセントになっている段は型屋さんによって彫り出されています。

ソーサーはカップと雰囲気を合わせるために段の幅や位置を考え、

カップソーサーで使う際に一体感が出るようにデザインしました。


スプーンも安定して置けるようにソーサーのサイズはφ145です。

フリシティブラックのスプーンMもぴったり収まります!



ブリュロの仕様は3種類。

ブルーライン、ブラック、マットブラウンです。

ブルーラインの絵付けは窯屋さんが筆で一本一本施しています。

かすれやズレも手仕事ならではのあたたかみが感じられ、

爽やかな青が心地良いです。


ブラックはカップのみ塗り分けがされています。

カップの中に手を入れて固定し、そのまま釉薬に沈めて塗り分けます。

手がつりそうになるなかで、丁寧に作られています。


ブラウンは色の濃淡がかっこ良く、曲線や段の形の美しさが際立ちます。

重厚感があり男性へのギフトにもおすすめですよ。  



アンティークな雰囲気と手仕事を感じるブリュロのカップソーサーは

存在感があります。

読書、休憩時間、休日の朝食、遊びにきてくれた友人とのおやつの時間、、、

普段使いにもおもてなしにも印象に残る時間をお過ごし頂きたいです。