企画通信-2023春夏

ボルデ

魚を美味しく食べるためのプレートを作りたい、

という思いからデザインした食器です。

 

魚がはみ出さず、薬味がのせられて、取り除いた骨も美しく置ける、、、。

そんなプレートを考えました。

 

 

2サイズ展開で、31cm角皿は秋刀魚が盛り付けられるサイズ。

秋刀魚を切らなくても、一本まるごと乗せられます。

 

24cm角皿はアジの開きにぴったりのサイズです。

大根おろしを添えて骨もよけられるよう、奥行きをもたせました。

 

 

焼き魚はもちろん、角皿としての用途も様々です。

 

おにぎりや副菜を3品ほど盛り付けたり、

カヌレやケーキを盛り付けたり、

お菓子やおかずにも使いやすいサイズです。

 

 

朝食や軽食にもちょうど良いサイズ感です。

 

 

盛り付けた料理を囲う額縁のような装飾から

「縁取る」という意味を持つフランス語、border(ボルデ)の名前をつけました。

平らな盛り面から縁を立ち上げることで陰影ができ、装飾が際立ちます。

 

 

色は白とインディゴの2色。

料理が映える白の色味は、

焦げ感が出たり、釉薬の中に色々な色が見えるベージュがかった柔らかな白です。

 

インディゴは焼成する場所によって

青みが強かったり、黒が強く出たりと変化が面白く、

落ち着いた色味です。

 

古染土という茶色がかった土の影響もあり、表情豊かな色が出来上がりました。

 

 

ロゴは裏面いっぱいにデザインしています。

凹んだ文字の中に釉薬が入ることで文字が浮かび上がり、

土の色との対比でかっこいい仕上がりです。

 

 

重なりもよく、

家族分揃えてもすっきりと気持ちよく収納できます。

 

 

おつまみやパーティーの前菜、おやつや食事など

ボルデを使って色々な料理に挑戦してみてくださいね。

 

WRITTEN by Risa Matsumoto

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