ロジエRosier
「気分が上がる、毎日の食卓を彩る華やかな器」
多色な絵柄のある器は、毎日の食卓を華やかにしてくれます。
フランス語で「ロジエ」とはバラの木という意味。
温かみのあるノスタルジックなバラの装飾が縁回りや中央の盛り面に施されたプレートです。セッティングして料理を盛り付ける前はもちろん、料理を盛り付けて食事をする時にも、華やかな柄がテーブルを楽しく演出してくれます。
アイテムは、240プレート、200プレート、165プレート、マグの4形状です。
240プレートはメインプレートとして、
200プレートはデザートやパンプレートとして、
165プレートは取り皿やマグカップのソーサーがわりにも
ロジエはエレガントな雰囲気とぽってりとした温かみのあるシリーズ。
プレートのフォルムは縁回りに入れた3段の細かいラインと、盛り面とリムの境目部分にも一段下がった部分をつけることで全体のアクセントとなる陰影ができます。プレートφ240は 少し深さつけて、多少のソースや汁気も不安なく受け止めてくれる形状。
マグはプレートの形状につながりを感じながらも、オリジナルの形に。口径を広めにとり、下部は大きくすぼませおおらかでエレガントなフォルムを意識しました。大きく4方向に入れた凸筋と、中央の膨らみのある部分とのバランスがマグに動きを与えています。胴体のエレガントさと華奢になりすぎないハンドルにほっこりとしたハンドペイントを施し、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
プレートはリムの内側にハンドペイントで施した緑色のライン入り。商品ごとに色々な濃度や太さのラインが入り、1枚1枚変わる表情に愛着がもてます。バラの絵付けは銅版転写を用いています。紙に刷られた図柄を器に貼り付け写し取っていく方法です。手貼りされる工程でシワやかすれ、滲みができ、柔らかさや優しさのある表情豊かなバラや蕾、葉っぱを表現しています。
裏面のロゴも銅版転写で柄を入れています。
花の色の赤には特にこだわりました。花の中心部分に深みが出るように花の赤の下に他色を重ねて製版を作成しています。そうすることで深みのある赤色が発色し、器に奥行きが生まれました。また、温かみのある表情を出すために釉薬にも調整を加えました。ほんの少しベージュ系の色をつけることでより温かみのある雰囲気を醸し出します。
おすすめの使い方はシンプルな料理を盛り付けること。パンケーキやオムレツ、ほうれん草のソテーやトマトのサラダなどを大胆に盛り付けても、縁回りの装飾が華やかに演出してくれます。
さらに絵柄の中の色合いと食材の色合いを1色合わせてみる。赤い花に合わせて、赤いベリーのケーキを盛り付ければ、食材の赤色と器の赤が共鳴して魅力的なプレートに仕上がります。
おもてなしをする席では料理を待つ時間にも絵柄を楽しんでもらえる。手の凝った料理でなくても多色使いの絵柄との相乗効果でより引き立てられる。ホームパーティーの一皿としても活躍します。
WRITTEN by Yuko Hayashi