うららUrara
時代を越えて愛される菊割のかたちを蓋物に仕上げました。
凛とした和モダンな印象は、様々なスタイルとも相性が良く、幅広い料理によく合います。

菊の花は日本では古くから吉祥紋様として親しまれ、暮らしや祝いの席に寄り添ってきたモチーフです。
長寿や清らかさ、高貴さを象徴するその美しさは、時代を越えて受け継がれてきました。
うららは、春の陽気を表す大和言葉。
あたたかく、穏やかで、心ほどけるような空気感を含んだ言葉です。
また、季節に限らず、率直で明るい心持ちを表す意味も持っています。
心が明るく晴れやかになるような想いを込めて名付けました。

凛とした輪郭の中に、やさしさを宿す菊割のフォルム。
高貴さと親しみやすさ、相反するようでいて、どこか調和する佇まいです。

口辺は花のような形状で華やかな雰囲気。
内底面はフラットにして、盛り付けやすさや掬いやすさなども考えました。

色は上品な印象の白と表情の変化がある窯変黒の2色展開。
白は、セミマット釉。内側が明るく、料理が映えます。釉薬のたまりや鉄粉に個体差があります。
窯変黒は、金属釉による艶ときらめきが特徴。料理とのコントラストを楽しめます。

素材は磁器土。食洗機も使用可能です。
比較的丈夫で扱いやすいため、おもてなしにはもちろん普段使いもしていただきたいうつわです。

蓋はほどよい重みがあり、手に収まるサイズ感を意識しました。中央に窪みがあり、やわらかな印象です。
蓋に高さがある為、内に空間が生まれて盛り付けに干渉せずに料理を提供できます。

【写真】フランボワーズ205プレート/豆スプーン
蒸し物や小鉢、デザートだけではなく、湯呑みや小皿としてもお使いいただけます。

蓋物は、料理の美味しさを保つための機能的な役割だけでなく、和食の中でおもてなしの心や季節の趣をさりげなく伝えられるアイテムです。
蓋を開ける瞬間の高揚感と共に豊かな香りが立ち上り、四季折々の料理をより魅力的に彩ります。
Directed by Yuki Ogasawara
うららは1月29日(木)予約開始