その土地の食文化に根ざし、その土地で採れる四季折々の食材を活かしたレストラン。
交通網が発達した現代では、地方の食材も都会へ多く出荷され、比較的鮮度の良い状態でお店に届きます。
それでも、1日経つだけで全く違う食材になってしまうものもあります。
だからこそ地方に足を運んでもらい、最高の状態で味わってほしい。
わざわざ都会から時間をかけて訪れてもらうからこそ、盛り付けにもこだわり、その土地を連想させる器で料理を提供したい。
そんなシェフの自信作を堪能できるガストロノミーレストランでは、「自然の土を感じる器」が使われています。

Origo 220 deep plate / Origo 220 deep plate / Origo 220 deep plate / Charpente table fork / Malta 230 oval plate / Handmade glass wine (square)
赤荒土素材を用いた「オリゴ」。
「オリゴ」はラテン語で「起源」の意味。
陶磁器の始まりともいえる大地、その力強さや躍動感を荒土と釉薬で表現した存在感のある器です。
リムから流れるようにつながる盛り面の窪みは、料理を盛り付けると自然な余白を生み、フォーマルで洗練された印象をもたらします。
素材には赤荒土を使用。釉薬は白萩窯変、粉引、織部の3色。

Origo 220 deep plate
白萩窯変
大胆な釉薬の流れや大小様々な鉄粉の出現など、一つとして同じ景色はありません。
黄味や青みを帯びた自然の変化が豊かな表情を創り出しています。

Origo 220 deep plate
粉引
白い化粧土を施し、荒土の凹凸を写し取ったような表情が特徴。
透明釉のやわらかな光沢が加わり、落ち着いた風合いに仕上がっています。

Origo 220 deep plate
織部
織部釉は、艶やかな光沢をもつ緑色が特長。
釉薬の濃淡によって、深い緑からほのかな焦げ感まで奥行きのある色幅が生まれ、
荒土の力強いテクスチャーと重なり合い、表情豊かな景色を描き出しています。

Soji plate M / Soji plate M / Charpente dessert fork / Berry bowl / Pomponner 150 plate / Lombre mug
土のざらっとした触感が印象的な、素朴でシンプルなリム皿「ソジ」。
「ソジ」を漢字で書くと「素地」。
化粧をする前の素肌や、パンやパスタを作るときに小麦粉を捏ね上げた状態、また陶磁器で施釉前の状態を表す言葉です。

Soji plate L / Soji plate M / Soji plate S
ソジのベースとなる土は、赤荒土と白荒土を色によって使い分けています。
エクリュ(写真左)は赤荒土を使用。
ミント(写真中央)とブルーグレー(写真右)はオリジナルブレンドの白荒土を使用。
土に予め混ぜた鉱物と釉薬が反応することで、ミントとブルーグレーの発色が生まれました。
土の素材を活かしたざらっとした触り心地。
プレート全体に広がる大小の鉄粉や石目のある素朴な表情は、緊張感なく、やさしく料理を引き立ててくれます。

Soji plate L / Soji plate M / Soji plate S / Frichti knife / Frichti fork L / Sarten pan / C.S.board S / C.S.board LL / Lulu goblet / Lulu goblet
地方の食材を使った料理を通して、その土地の魅力を発信するガストロノミーレストラン。
料理だけでなく、器や空間も含めた体験が、その土地を訪れる理由のひとつになります。
料理とともに土地の育んだ文化や風土まで感じさせてくれる存在として、「自然の土を感じる器」を取り入れてみてはいかがでしょうか。