夏至 - la table 二十四節気の食卓

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The Cuisine in "MIDSUMMER DAY"
豆あじのエスカベッシュ

一年の中で最も昼の長い、今年の夏至は6月22日。

この日を過ぎると本格的な夏がやってくるといわれているけれど

夏至の頃は梅雨の真っ最中。

この時期は梅雨に加えて夏の台風がやってくることも多く

湿度と気温が上がり始める頃。

昔から夏至は食べ物が傷みやすい季節になったということを知らせる役目もあったみたい。

湿度が高くすっきりとしない天気が続くと、食欲も落ちて毎日の疲れもたまりがち。

そんな季節に食べたくなるのは、さっぱりとしたエスカベッシュ。

今日は旬の野菜や魚をたっぷり摂ってみんなで元気になろう。

エスカベッシュはたくさんの野菜を使うと、味に奥行きが出るみたい。

今日は庭で育てているタイムで風味をつける。

 

ズッキーニやパプリカはオリーブオイルとの相性がよく、マリネの彩りにぴったり。

野菜の食感も楽しみたいので、今日はちょっと太めにスライス。

 

夏から秋にかけて旬を迎える豆アジは頭や内蔵を取り除く必要がなく、調理が簡単。

マリネをすると頭や骨も酢の働きで柔らかくなって、栄養がまるごと取れるのがうれしい。

 

アジが熱いうちに、大きめのバットでたっぷりの野菜と一緒につけ込む。

前日に仕込んでおけば食事の時にサーブするだけ。

 

サラダほうれん草にチーズと松の実を挟んだシンプルなサンドイッチを作る。

ワックスペーパーを敷いて、汁気が移らないように。

 

 

側面に入ったレリーフのデザインが印象的な大鉢。

縁やレリーフに沿ってところどころに入った焦げ目の雰囲気が気に入っている

 

冷たく冷やしておいたガスパチョも合わせて、ワンプレートに盛りつけ。

カップを重ねて高さを出すと、バランス良くきれいにまとまる気がする。

 

 

みんなで楽しく食事をすると、やっぱり食欲が増すみたい。

前もって準備しておける料理だったので、当日の仕度が簡単だったのも良かったな。

時間を置いておいしくなる、マリネのレパートリーをもっと増やしたくなった。

 

 

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