今日のこだわりポイントは「記憶に残る器」です。
料理が主役のようで、実はその余韻を決めるのは“器”の力。
特別な日のおもてなしには、ひとつひとつの器選びにこそ、その心が表れます。
今回は、テーブルを囲むシーンに欠かせない「シェアする」ための3つのアイテムをご紹介します。
1.【コンポート】立体感と非日常感を演出する名脇役
コンポートとは、脚付きの盛り皿のこと。フルーツや焼き菓子を盛るだけで、まるでパティスリーのような雰囲気に。高さがあることで、テーブルに動きが生まれ、目を惹く存在になります。甘いものだけでなく、前菜やオードブルにも使えて万能。
おすすめの使い方
・季節のフルーツ盛り合わせ
・カナッペやブルスケッタのサーブに
・焼き菓子やマカロンを重ねて、デザートタワー風に
2.【大皿】料理の“シェア”を華やかに
一緒に取り分ける大皿料理は、特別な日の定番。だからこそ、器にこだわることで、おもてなしの印象がグッと格上げされます。白磁やマットな陶器、素材感のあるものなど、料理に合わせて素材を選ぶと、見た目の統一感も出て◎
おすすめの使い方
・ローストチキンやグリル野菜の盛り合わせ
・前菜を並べてビュッフェ風に
・手まり寿司やちらし寿司で和洋折衷の演出も
3.【ピッチャー】注ぐ所作までもおもてなしに
飲み物はもちろん、スープやソースを注ぐ器としても活躍するピッチャー。キャッチ―なデザインのものを選べば、テーブルのアクセントとしても使えます。シンプルな飲み物もピッチャーに移し替えるだけで、ぐっと印象が変わりますよ。
おすすめの使い方
・レモン入りウォーターや自家製シロップドリンク
・冷製スープやドレッシングのサーブに
・花を挿して、テーブルの中心に置く演出にも
器はその日の空気感や、会話のきっかけ、記憶に残る時間までも演出してくれるもの。
特別な日だからこそ、少しだけこだわって。シェアする時間を器とともに、心豊かに過ごしてみませんか?