今日のこだわりポイントは「季節感」です。
強い日差しに夏の訪れを感じる7月。
日差しがまぶしく、風が抜ける午後。食卓にも涼やかさや爽やかさを取り入れたくなる季節です。
暑さの厳しい夏こそ、目にも涼やかな器や、軽快な素材感が活躍します。
季節を五感で楽しむ、涼やかな夏のコーディネートをはじめてみましょう。
食卓で季節感を表現する3つのポイントは、「色・柄・質感」です。
夏を表現する「色・柄・質感」
1.色
季節ごとに似合う色のトーンや雰囲気をふまえて
寒色系・暖色系の中でも季節らしさを表す色選びをしてみましょう。
夏らしさを演出するには、「清涼感」が鍵。寒色系を中心に、透明感や鮮やかさのあるカラーがよく合います。
涼しげなブルー、グリーン系はもちろん、太陽や海、夏野菜を思わせる鮮やかな色合いも効果的。
寒色系: 瑠璃 / 青磁 / インディゴ / 透明ガラス / スモーキーブルー / トルコグリーン etc.
暖色系: 鮮やかな赤 / オレンジ / イエロー etc.
2.柄
柄物は、季節のモチーフをさりげなく取り入れることで、夏の情緒を感じさせます。
旬の食材や、夏の自然、風物詩などをデザインに取り入れると、食卓がより豊かに。
夏の風物詩・食材・自然
例:向日葵 / 朝顔 / 入道雲 / 縞模様 / かき氷 / 鮎 / スイカ / とうもろこし / トマト / 海 etc.
大胆な絵柄よりも、ワンポイントのアクセントや、涼しげな線画が取り入れやすくおすすめです。
3.質感
夏の器選びでは、「涼しさ」と「軽やかさ」がポイント。
つやのある釉薬やガラス素材で透明感を、白磁で清涼感を取り入れましょう。
釉薬のつややかな質感や、ざらっとした焼き物の手触りなど、質感のコントラストも楽しめます。
ひんやり冷たい料理には、冷たさを引き立てる器を。温かみのある素材は控えめに、清涼感を引き出しましょう。