
インドの北部と南部では料理の味や雰囲気が大きく異なります。南インドではお米が主食です。
特にスパイス使いが豊富でエキゾチックなテイストで、スープ系のカレーやスパイシーなおかずなどとお米を混ぜて色々な味を楽しむのだそうです。
日本でも豆や魚介、肉などの多様なカレーをスパイスから作ったり、より本場に近いカレーが家庭でも作られるようになってきました。
そんな様々な好みやこだわりあるカレーのための器を作りました。

緩やかなオーバル型の器はご飯とカレーに自然と分かれて、美味しそうに盛り付けができます。


3サイズ展開の器です。Lはボリューム満点のカレー、Mは標準サイズ、Sはお子様用や少し食べたい時、サラダボールとしても使いやすいサイズです。

盛面からカーブを描きながらしっかりと立ち上がりのある形状はスプーン運びもスムーズで、お米も最後まで救いやすい形です。アルミ食器を思わすようなシンプル形状で重なりもよく収納時もかさ張りません。
日常づかいとしてつい手にとってしまうような、気取らない器です。

ツヤ感とマット感の混在した釉は飽きのこない表情です。
シンプルな白にも見るところで微妙に風合いに変化があります。料理やテーブルとも合わせやすい定番の色です。
若葉が少しくすんだような色味のイエローグリーンはスパイスカレーとの相性が抜群に良いです。
サラダや、パスタ、などいつもの料理を盛り付けても新しい料理に見えるような新鮮な雰囲気を纏っています。

黒窯変は、ギラリと光を反射させて表面に結晶が現れたり、虹色に鈍く輝いたり、光の角度や見る時間によって表情が変わります。細かな斑点が広がり奥行きや動きのある釉面になっています。
盛り付けるカレーもどこか格好良く演出できます。
自分好みのスパイスカレーを研究して、ぜひマドゥライに盛り付けてみてはいかがですか。