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愛知|名東区|食堂ペコリ

ペコリのプリン

食物本来の素材感を大切にした料理にこだわる食堂ペコリ。そんな食堂ペコリで人気のデザートが『ペコリのプリン』です。食べたことはあるけれど、作っているところはみたことがない。

てなことで、今回はペコリのプリンの仕込みを覗いてきました。


開店前の店内は、お湯が沸く音や食材を刻む小気味いい音が響いています。スタッフたちの真剣な雰囲気を肌で感じてちょっとドキドキ。でも声をかけるとみんな笑顔で迎えてくれて、ほっと一安心です。


今日のプリン仕込み担当は、やわらかな雰囲気が印象的なスタッフHさん。これから仕込むプリンは翌日の分なんだそう。「1日寝かせたほうが味が馴染んで美味しいんです。」とHさんが教えてくれました。

 

Hさんにプリンの仕込みで一番好きなところはどこか聞いてみました。

 

Hさん:

「カラメルソースを作っている時です!理由を説明するのは難しいんですけど、ずっとみていられるというか…。」


微笑みながら好きな理由を考えてくれていると思っていたら、色が変わるに連れてその表情にも変化が。「ペコリのプリンのカラメルは、しっかり焦がして苦味を感じられるようにしているのでタイミングが大事です。」と真剣モード。濃い色のカラメルがおいしそう。その後もプリン液を濾し、型に流し入れ、オーブンで蒸し焼きに、という工程を慣れた手つきで進めていくHさん。続いて盛り付けを見せてくれました。


型からはずして最後に乗せるアイスは、しっかりとコクがあるペコリの手作りミルクアイス。⁡きれいな形にすくって、プリンのトップより大きいアイスをHさんがバランス良く盛り付けます。なんだかプリンがぷるぷると、アイスを落とさないように支えているみたいでかわいい。


もう我慢できない…、いただきます!


つるんとなめらか、喉越しがいいプリン。すっと口の中で溶けていく、ミルクアイス。ちょっと固めで濃厚なプリンと、ミルクアイスは良い相棒です。プリンの味をアイスが覆い隠すことはなく、一体感を楽しめました。そしてさすが、しっかり焦がしたカラメル。苦味も感じられて、とてもいいアクセント。器に残ったカラメルもなんとかして食べたい!と思うほど…。Hさん、ごちそうさまでした。

 

ペコリのプリンは主に新人スタッフが担当しています。毎日欠かさず仕込みがあるので、最初に担当するのだそう。プリンを食べている時に誰かの視線を感じたら、それはきっと新人スタッフが緊張の面持ちで見つめているからかもしれません。

 


知ればもっと好きになる、ペコリのプリンのお話でした。

 

  • 型から外すために振った時、カラメルが飛び散ったのはここだけのお話。

  • しっかり焦がしたカラメル。今見ても、あの時のほろ苦甘い香りを思い出す。

  • 最後は蒸し焼きに。いってらっしゃい。美味しくなって、帰ってきてね。

  • コクがあるのに後味さっぱり、ペコリオリジナルのミルクアイス。

  • アイスとプリン、お互い支え合って生きています。

  • 素材の味が楽しめる、ペコリのプリンが完成!