![](/studiom/files/20190903/DSC_4456.jpg)
「グレコ」という名前を聞いて、私が真っ先に思い浮かんだのは
数多くの有名な宗教画を残した画家。
しかし、この器には全く関係ありません。
「グレコ」とはイタリア語でギリシャ人を意味します。
そんな名前の白ぶどうの伝統品種からこの器には名前がついたそうです。
しかし、私はなぜかこの器を見ると芸術的だと感じてしまいます。
それはやっぱり名前のせいかな?とも思うのですが、
器のディテールもきっと私をそんな気分にさせているはず!
というわけで、器をじーっと見てみます。
ふむふむ、、、
![](/studiom/files/20190903/DSC_3161_2.jpg)
ピカピカ輝く白磁の色がなんとも眩しい。
料理の色も映えるので、いろんなものを入れて使いたくなる。
そして、スーッと視線を下げていくと、下の方に入った削りの装飾。
![](/studiom/files/20190903/DSC_3154.jpg)
シンプルな装飾ってシンプルだからこそ洗練されていないと、美しく見えません。
削りの幅や高さなんかもきっとすごく考えて作られたものなんだろうな。
と思うとやっぱりすごい器なんじゃないかと思います。
それだけじゃなくてこの器、削ったところで少し光が透けています。
![](/studiom/files/20190903/DSC_3217.jpg)
中に入れたドリンクに少し光が漏れて、芸術的な仕上がり。
ほうほう、やっぱり芸術的かもしれない。
あとこのシリーズ、驚いたことに5種類もサイズ展開があるんです。
![](/studiom/files/20190903/DSC_3150.jpg)
左から2oz、6oz、9oz、11oz、12ozです。
2ozなら、ソースや調味料を入れたり、ちょっとした前菜を盛り付けるのにもちょうどいいです。
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![](/studiom/files/20190903/greco.jpg)
6oz、9ozなら小鉢として副菜を入れたり、スープなんかを入れるのにもちょうどいいです。
![](/studiom/files/20190903/DSC_5663.jpg)
![](/studiom/files/20190903/DSC_0048.jpg)
11oz、12ozなら、お酒を入れてカップとして使うのもよし、
背が高いので、パフェなどのスイーツを盛り付けても品よく仕上がります。
![](/studiom/files/20190903/greco_2.jpg)
![](/studiom/files/20190903/04261934_517a583b2a42a.jpg)
同じデザインなのに、少し形状が変わるだけで、用途は広がります。
自分の用途に合わせてサイズがあるのってありがたいですよね。
そして、やっぱり思ったのは何を盛り付けても、食事が綺麗に映えているということ。
飲み物も、食事も、スイーツもなんでも似合っちゃう「グレコ」はやっぱり芸術的な器です。
みなさんならどのサイズに何を盛り付けたいですか?