FARMERS / ファーマーズ





リズミカルな装飾に可愛らしい2つの取手。
年代を経て愛された食器のようなノスタルジックな雰囲気がある蓋付きココット。

秋冬に出番が多くなるオーブン料理。
オーブンから出して熱々のまま食卓に運び、
蓋を開けた瞬間に閉じ込められていた匂いが湯気とともにふわっと香る、
あの瞬間はとても贅沢です。
どんな料理も蓋を開ける時のワクワク感までもがひと味になる、
そんなアイテムを作りました。





生き生きと仕事や家族、
人生を愛するファーマーズ(農業家)をイメージして作った蓋付きココット。
こんな風に言うと壮大だなあ、と感じるかもしれませんが
手をかけた畑から穫れる朝穫れのみずみずしい野菜、
新鮮な卵、こんがり香ばしいチーズ…
ほかほかの湯気などをイメージしながらデザインを膨らませました。

容量はぴったり180cc。
ほうれん草と卵のココットなど暮らしに取り入れやすいメニューを想定して、
料理の幅が広がるように180ccにこだわりました。






◯形状のこだわり

形状へのこだわりは細部の細部まで。
蓋のツマミと本体にある小さな持ち手には裏側に小さな溝があります。
持つときに安定感が生まれるようにデザインしています。
また、底面を広くどっしりとさせることで、
オーブンウェアとしての安心感や
デザインコンセプトである豊かで大らかな印象を深めています。
スプーンも使いやすいように底の丸みにも注意しました。

型職人さんの手から生まれたリズミカルな凹凸は、
ひとつひとつ彫り出すので大変手間がかかっています。
初めて原型が出来た時はエンボスの深さが深く、
ぼこぼこと陰影が強い印象でした。
イメージしていたのはレリーフがふわっと浮かび上がる仕様だったので
やわらかなふくらみになるように修正。
なかなか一度では上手くいきませんね。。。





◯色

釉薬はサンプル段階で6色施してもらいました。

社内の独身から主婦年代まで色投票をした結果、
それぞれに好みの色や考えがあるとわかりました。
その傾向もふまえつつ、一番ファーマーズらしさがでて、
料理にも合う色を選んだ結果この3色に。

ぽってりと厚みのある白やモスグリーンの釉薬は
レリーフの凹凸がやわらかく、あたたかい雰囲気になりました。
インディゴは透明感があり凹み部分に釉薬が濃くたまり、
すっきりとした印象の中にレリーフの力強さがあります。

季節を味わい一年中お使い頂きたいので、
食材の色が綺麗に映える色展開。
チークカッティングボードやポズドラとの相性も良いので
ソーサーとしてセットでお使い頂くのもおすすめです!

実はこちらの3色以外に、
サンプル段階で施した2色がweb限定商品として8月30日(木)から発売されるんです!
どの色もかわいらしいので楽しみに待っていてくださいね!





オーブン、レンジ対応のココットはマルミツにもたくさんありますが
蓋付きはなかなかありません。

オーブンで焼いたり、蒸したりする料理、
ココットで加熱した食材を冷蔵庫で冷やして冷製の料理に仕立てたり、
残り物にチーズやトッピングをのせてリメイクしたり、
マリネやピクルスを常備しておく小鉢にしたり、
サラダをいれたり、デザートなどのお菓子作りにも!

冷蔵庫に入れる時や蒸し料理の際は蓋があると使いやすいですね。





蓋を開ける楽しみは、匂いや湯気だけではありません。
開けるまで何が入っているかわからない、というどきどきがあります。
自分の前に置かれた可愛らしいココットの中には何が入っているんだろう…
小さいお子さんなら、なおさらわくわくして覗きたくなるはずです。





ふと蓋に手をかけて開け閉めしたくなるような、
放っておけなさがある愛らしいココット。
料理を楽しんでほしい気持ちを添えて贈り物にもぴったりですよ。
季節を楽しむ食事をファーマーズココットと一緒に味わって頂きたいです。