OLUS / オルス






手作りのような自然なゆらぎ、

つい手にとってしまうような手馴染みの良いフォルム。

どこか 静寂さを感じさせるような、、、、、
新しいニュアンスのプレート3サイズができました! 


【企画のこだわり 1 】手づくりの痕跡

シンプルな形状で軽くて、丈夫なもの、 リムがなく、

器の端まで自由に盛り付けが楽しめるような大きめのプレートが欲しい!

器として当たり前の要素ですが、なかなか商品化できていない。

そんなどこにでもありそうな当たり前のプレートにどこか親しみが沸いたり、

好きな料理を盛りつけてみたくなるような要素とはなんだろうか、、、、 


そこで考えたのは、手づくりならではの痕跡。

もちろん実際にすべて手づくりで行えばよいのですが、

生産性や価格、強度面を考えると量産用の型を使った生産が大前提となります。 

ゆらぎや、表面の凹凸、均一でない縁の仕上がり、

手づくりのようないびつな部分を自然に表現するべく実際に土を捏ねて原型を作ります。






その形状を石膏に写し取り、そのまま製品の元になる石膏原型を製作していきました。

見る角度でフチの厚みが変わったり、盛り面が微妙にでこぼこしていたり、

綺麗に整った真ん丸なお皿とは違った柔らかさ、素朴さを醸し出す器です。  



↑ 表面がなんとなくぼこぼこしている
 

【企画のこだわり 2 】奥行きのあるマット釉





アイスブルー、シェルピンク、ダークグレーの3色展開
直径27cm、直径21cm、直径16cmの3サイズのシリーズです。

一枚のプレートを見れば見るほどいろいろな色が点状に混ざっていて

眺めていると不思議な感覚になったり、色の美しさに魅了されます。







秋になって野菜たちの味や、色味も深みが増していく、、、
そんな力強い食材たちに合うようなカラーリングをイメージしました。

根菜類もおいしい季節、プレートの色は根菜などの色味の落ち着いた野菜も映えるように淡く瑞々しさがあるものだったり、
ダークグレーのように黒に近いような深みのある濃い色にして、食材を際立たせようと考えました。

プレートの形状がシンプルなこともあり、
できるだけ釉薬の表情は動きのでるようなものにしようと試行錯誤がはじまりました。






マットな釉面はどうしてものっぺりとしてしまい、

テクスチャーに動きや奥行きが感じられません。
どうにかして、動きや色のムラ感が出せないか、、、
釉薬メーカーと窯屋さんが何度も試験をしてくださいました。

そんな中、思うような色味の釉薬が一色、また一色とできあがりオルスの色味が実現しました。



【企画のこだわり 3 】各アイテムの用途やサイジングについて


270プレートにはココットや小さなボールを乗せて、

2~3種くらいのデリ風サラダにキッシュやパンを盛り付ける、

そんな盛りだくさんのおかずがちょこちょこと盛られても十分に受け入れてくれるプレート。

できるだけ立ち上がりも緩やかで端の方まで器が乗せられたり、

料理がはみ出してもあまり気にならない形状。

もちろん、彩りの綺麗なサラダや、炒め物、

銘々のパスタ皿など余白を残した使い方もオススメです。





210プレートはパンプレートとして、

野菜がギュウギュウにつまったボリュームサンドイッチもトーストも ゆとりをもって盛り付けできます。





160プレートは、主に取皿として、

ケーキやマフィンなど、おやつの時間にもオススメですし、

重ねても高さのでないコンパクトな形状は来客時用としても便利で、

収納場所にもおさまりがいいです。





食器棚からつい手にとってしまうような気軽さ、

手馴染みのよさ、 重さも感じににくく、

いつしか愛着の沸くテーブルの定番になってしまうようなシリーズです。

ぜひみなさんの食器棚に仲間入りさせてみてくださいね。