数年前、商品の在庫管理を担っていた時に担当していた商品「パリジャン」

当時春夏の新商品として発表されたのですが、プレートの色の塗り分けがうまくいかず、

ずいぶんと苦労した思い出があります。

パリジャンのプレートは、盛り面の部分にだけ色を施しています。

これ、何気に施していますが実はとても難しい技術。

少し詳細を記載しますが、よく分からなくなってきた方は飛ばしてくださって大丈夫です。

まず、ロゴの部分とプレートの立ち上がりや側面(プレートの白い部分)にだけ撥水を施します。

撥水をすることでその箇所に色がつかないようにします。

撥水をしますと簡単に書いていますが、刷毛等を使い一つ一つ細かい手作業で施していきます。

この作業ががうまくいかないと色の塗り分けがうまく出来ないんです。

本来は着いて欲しくない部分に色が着いたり、着いて欲しい部分に色が着かなかったりしちゃいます。

ここがこの商品の出来上がりを大きく左右する部分で、職人の技術がモノを言う訳です。

その後、化粧土に色を混ぜたものを全体に掛け、一度低温で焼きます。

そうすることで撥水を施していない部分(プレートの盛り面)にだけ色が施され、

撥水をした部分には色が着きません。その後、表面に透明の釉薬を掛けて、本焼きをすることで完成となります。

文章にするとよく分からないと思いますが、とにかく職人の技術が凝縮された1枚。

うまくいくまでに何回も職人さんと話を重ねて、

やっとのことでうまく焼き上がった商品が納品されてきた時は本当にうれしかったなあ。

そんな訳で今でもパリジャンは気になる商品。

ついつい使ってあげたくなっちゃう愛おしさがあります。

いままでいろいろな料理を盛り付けてきましたが、一番似合う料理は

長めのバゲットにハムとチーズを挟んだシンプルなサンドウィッチ。

ゴツゴツとした質感のバゲットとポッテリとしたやわらかい色味のパリジャンが絶妙に似合います。

もう運命の出会いです。


パリジャンのポイントとなる大きなロゴは、少しレトロで可愛さもあって、

カフェで使われているようなイメージを作りあげています。

クロワッサンにハムとレタス、ベーグルにサーモンとオニオンを挟んだサンドウィッチもよく似合いそうです。

昔からの幼馴染のような関係の僕とパリジャン。


今日も我が家の食卓にはパリジャンが並びます。

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