優雅なフォルムをもつ白鳥、日本へは越冬のため遥か遠くからやってきます。

世界各地に白鳥が登場する神話がたくさんあり、音楽や絵画などの芸術作品にも愛され続けているモチーフです。

 

 

そんな白鳥が水辺にたたずむ神秘的で美しい姿を小皿にしました。

デザインイメージは湖面を緩やかに進んでいる風景。

途切れのない泳跡波でぐるりと縁取った形は、リズミカルになるようデザインしました。

 

(写真:石膏原型)

繊細なレリーフは原型師が粘土に手彫りで施したもの。

凛とした表情や軽やかな羽の膨らみ、湖面のきらめきを表現するため彫りの深さや幅にまでこだわりました。

一つ一つの丹念な手仕事からは温かみを感じます。

 

 

色はブラン、ミエル、ソワレの3色、それぞれ時間をイメージしています。

 

ブランは白、ほのかに青みのある灰釉で冬の朝の光。

ミエルは蜂蜜色、伝統の黄瀬戸釉の透き通った色合いは黄昏時を。

ソワレは青、フランス語で宵、日が暮れた後の青く染まる時間。

 

3色が異なるシーンを連想させロマンティックな雰囲気をまとっています。

 

 

白荒土と釉が生み出す濃淡や、貫入など1つ1つ異なる表情は陶器ならでは温もりを感じます。

 

 

小菓子やチーズを盛りつけてお茶やお酒を楽しんだり、ワンプレートの小皿として使ってもテーブルのアクセントに。

他にもカトラリーレストやアクセサリー置きとしても幅広くお使いいただけます。

 

 

小さなうつわに広がる情景から自分だけの特別な時間を過ごしていただけたら嬉しいです。

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