名前のとおり、お菓子のブリオッシュ型をイメージして作られた器。
ブリオッシュはフランス発祥といわれ、特徴的な見た目から「だるまのようなパン」とも呼ばれているそう。
そんな愛らしいイメージがそのまま器になっています。
お菓子の型のようですが、使い方はさまざま。

前菜に
ポテトやズッキーニを輪切りにしてトマトの赤を添えて塩、胡椒で味付けし、オーブンでじっくり焼くだけ。
お花のような形がシンプルな料理も華やかに見せてくれます。
さらに、器の縁に向かって広がっている形状なので、余白がうまれやすく料理がきれいに見えます。
ティータイムに
コーヒーや紅茶を飲むときのシュガーを入れて添えてもいいですし、紅茶のティーバックレストとしても使えます。
お茶の時間はついつい食器の数が多くなりがち。組み合わせが難しいと感じる方も多いかと思いますが
優しい雰囲気のブリオッシュはポットやカップソーサー、ケーキ皿など、他の食器とも馴染んでくれます。
朝ごはんに
パンを食べる時、ジャムやバターを入れて家族が好きな物を選べるようにしたり、
ワンプレートでは和洋問わず副菜やデザートを盛りつけて置いてみたり…
小さいけれど程よく深さがあるため、汁気がある料理も盛りつけられて使い勝手が良いです。

こんな風にささっとデザートを作ってみても素敵ですが、
やっぱりおすすめの使い方は焼き菓子を焼くこと!
陶器は吸水性があるので、金型で焼くよりもしっとりと焼きあがります。
大きな型で焼くことが多いガトーショコラやチーズケーキをブリオッシュで焼いて
一つひとつ飾り付けができるのも小さい型ならでは。
小さなサイズなのでそのままプレゼントしても喜ばれます。
陶器で作られている型はなかなか使う機会が無いかもしれませんが、このサイズだと挑戦しやすいです。

オーブンに並べると花畑のよう。
そういうちょっとした事も料理を楽しくしてくれるポイントです。

左は縁が焦げているブリオッシュ。右は真っ白なブリオッシュ。
真っ白なものから茶色く焦げ感がでるものまで、個性豊かなところもブリオッシュの魅力です。
裏を見てみると、その差がよくわかります。

素地(土)の鉄の含有量によって赤茶色っぽくなっていたり、ベージュだったり。
焦げたり焦げなかったり…オーブンで焼いたお菓子みたいです。
底の形がビスケットのようなところもお気に入りです。
クリスマスやバレンタインなどお菓子を作る事が多くなるこれからの時期に、
食器として普段使いも出来てオーブン調理も可能なブリオッシュはいかがでしょうか。