
毎日の食卓で使いたくなるシリーズとして企画された稲穂。素朴で温かみのあるシリーズです。

表面に施された削ぎはしのぎ文様と呼ばれる、伝統的な技法の一つ。
日本人に馴染み深い模様は温かみを感じさせ、和食とも相性がいいです。
削ぎ模様によって現れる土の焦げ感や釉薬の濃淡は、たわわに実る稲穂のようにも見えます。

全体の滑らかなフォルムの中で、ふっくらとした玉縁の口元がアクセントになっています。
また素材感が力強さを感じさせる分、形は柔らかい雰囲気に仕上げられています。

シリーズラインナップは飯碗、みのり碗、6寸皿。

飯碗は大平と小平の2サイズ展開。大平はで納豆ご飯や卵かけご飯におすすめです。
小平はしゃもじ一杯分程度のご飯がちょうどよく収まります。

みのり碗はお味噌汁はもちろん、多めのご飯茶碗やミネストローネスープやおしるこなどの甘味にも。
腰の張った形状は安定感があり、高台を高いため熱さを感じにくいです。

飯碗とみのり碗はよく見ると削ぎの模様が違っているのもポイントです。

6寸皿は焼き魚と卵焼きなど数品盛り付けたり、おかずの銘々皿として。
オープンサンドやクロワッサンなど、パンを盛り付けてマグと組み合わせて洋風なひと時を楽しむのもおすすめです。

色は白、黄瀬戸、黒の3色。
白はシンプルで料理ともなじみが良く、もったりとした色味は優しい雰囲気に。
黄瀬戸は焦げや色の濃淡など風合いが強く、香ばしい色合いでテーブルを素朴な印象に演出します。
黒はマット質の中に少し光沢が感じられる格好いい色味で、コーディネートを引き締めます。
3色とも落ち着いた渋さのある色なので、ご飯のツヤや食材の鮮やかさが際立ちます。

セットで使ったり、他の食器と組み合わせたり、おおらかな雰囲気の稲穂で毎日の食事をお楽しみください。