ぽってり肉厚で、安心感のある形のタプナード。
由来は、オリーブの実とアンチョビなどを合わせたタプナードソースの色味から名づけられました。
素材は赤色の土を使用していて、透明の釉薬をかけて焼き上げています。
透明の釉薬とはいえ、
釉薬のかかっていない底面と、縁の釉薬がかかった部分とではこんなに色味が違うんです。
土そのものの表情の豊かさと、釉薬と素材の組み合わせによって優しいグレー色を表現できています。
近くで見ると、鉄分が点々と現れているのがわかります。
粒子の大きさの違いもあり、グレーの中にも濃淡が出ているので、
じっくりと見る程にそれぞれ表情の豊かさが現れていて、陶器の面白さを感じます。
グレーは、食材にはあまりない色なので、
お料理映えもよくって、使えるんです。
キャロットスープのオレンジがとっても映えますね~。
また陶器素材ながら、レンジ・オーブンに使えます。
盛り付ける面の広さと、程よい深さがあることで、
写真のようなソーセージなど具材の大きい煮込み料理も、
盛り付けやすく、ナイフフォークも扱いやすいです。
もちろん、ベシャメルソースに具材たっぷりのグラタンやドリアなどにも◎
使えるお料理の幅が広いのは嬉しいポイントですね。
器を初めて買い揃える方にもおすすめです。
縁はぷっくりとした“玉縁”になっています。
シンプルなデザインの中にも、ちょっと可愛らしいアクセントになっています。
マグ、スープカップ、プレート、ボールと合わせて6種類ある展開の中で、
プレートとボールには、それぞれ異なるロゴも注目ポイント。
Poulet “チキン”
Poisson “魚”
Legumes “野菜”
と、サイズによってオススメの食材がひっそりと描かれてます。
日常使いに”ちょうどいい”サイズ感が詰まったシリーズです。
ぜひ選んでみてくださいね!