

「おもてなしにも普段の食卓にも」
定番のおかずや和え物などいつもの料理をちょっと丁寧に盛り付けるだけで華やかできちんととした雰囲気になる。
それでいて土の柔らかさや伸びやかさもある生活に溶け込みやすい器です。
「華やかで上品な綾花型」
5枚の花びらが合わさった綾花の輪郭は華やかで、上品で、凛とした美しさがあります。来客時やちょっと特別な食事やお茶の時間にはその上品な雰囲気がテーブル全体のおもてなし感を盛り上げてくれます。


少し高めの高台にすることでより特別感のあるフォルムになりました

「手作りした原型」
よく見ると、皿の厚みやリムの幅が違ったり、ボコボコと手痕があったりと、不均一の部分があることに気づくと思います。

土を板状に伸ばし、石膏に沿わせて手作りの皿形状を作り上げ、
その形状を原型にして石膏に写し取り生産用の型を作りました。
綾花の凛とした上品さの中に、手作りの柔らかさが加わりおもてなしにも、普段の食卓にもどこか温もりをもたらす器です。
白、ルリ、黒、銀彩の4色展開です。それぞれに色味の雰囲気が大きく変わります。
白は釉が濃い部分は少し青みがかり、清楚さがあります。
また全体に細かい貫入が入り、釉薬の奥深い表情が感じとれます。※貫入に料理の汁気が入り込み色味が変わっていきます。
使う前に器を浸水させてから使うと貫入の染み込みが軽減します。少しづつ釉の色味が変化していくと、器を育てるような感覚が芽生えるかもしれません。

ルリは濃いブルーの中に淡い水色の粒子が何層にも重なり宇宙すら感じます。

黒はマットな部分と縁回りを中心にツヤが出たりと窯の焼成環境で変わる繊細な釉薬です。
鉄っぽい表情は料理をカッコよく演出してくれます。


銀彩は特別感を演出します。張り詰めたような輝きの中にも形状からくるたたら作りの柔らかさがあり、
他の噐やテーブルの中でも調和しやすくなっています。

6寸皿は主菜用として基本的なおかずや焼魚などに。大きすぎないサイズ感は品数が多めの和食の食卓に並べやすいです。
4寸皿はドラ焼きやまんじゅうなどの和菓子や酢の物、和え物、漬物など取皿としても重宝します。


凛とした上品さと柔らかさのあるジョリ。
おもてなしにも、普段の食卓にも品良く料理を包んでくれる。揃えておくと心強いシリーズです。