手作りのような自然なゆらぎ、つい手にとってしまうような手馴染みの良いフォルム。
どこか静寂さを感じさせるようなニュアンスのプレート。
当たり前のプレートにどこか親しみが沸いたり、
好きな料理を盛りつけてみたくなるような要素を考えたとき、
手づくりならではの暖かさを感じる器にしたいと作られたオルス。
ゆらぎや、表面の凹凸、均一でない縁の仕上がり、
手づくりのようないびつな部分を自然に表現するべく実際に土を捏ねて原型が作られています。
だからこそ見る角度でフチの厚みが変わったり、盛り面が微妙にでこぼこしていたり、
綺麗に整った真ん丸なお皿とは違った柔らかさ、素朴さを醸し出す器です。
表面はなんとなくぼこぼこしています。
カラーは、アイスブルー、シェルピンク、ダークグレーの3色展開。
一枚のプレートを見れば見るほどいろいろな色が点状に混ざっていて
眺めていると不思議な感覚になったり、色の美しさに魅了されます。
ちなみに、OLUS(オルス)とはラテン語で「野菜」という意味。
野菜たちの味や、色味も深みが増していく。
そんな力強い食材たちに合うようなカラーリングがイメージされています。
秋から冬になると、プレートの色は根菜などの色味の落ち着いた野菜も映えるように
淡く瑞々しさがあるものだったり、
ダークグレーのように黒に近いような深みのある濃い色は食材が際立ちます。
プレートの形状がシンプルなので釉薬の表情は動きのでる色合いにしています。
270プレートにはココットや小さなボールを乗せて、
2~3種くらいのデリ風サラダにキッシュやパンを盛り付ける、
そんな盛りだくさんのおかずがちょこちょこと盛られても十分に受け入れてくれるプレート。
立ち上がりも緩やかで端の方まで器が乗せられたり、料理がはみ出してもあまり気にならない形状。
もちろん、彩りの綺麗なサラダや、炒め物、銘々のパスタ皿など余白を残した使い方もオススメです。
210プレートはパンプレートとして、野菜がギュウギュウにつまったボリュームサンドイッチも
トーストも ゆとりをもって盛り付けできます。
160プレートは、主に取皿として、ケーキやマフィンなど、おやつの時間にもオススメですし、
重ねても高さのでないコンパクトな形状は来客時用としても便利で、収納場所にもおさまりがいいです。
食器棚からつい手にとってしまうような気軽さ、手馴染みのよさ、 重さも感じににくく、
いつしか愛着の沸くテーブルの定番になってしまうようなシリーズです。