
じっくりと焼き上げた豚肉の塊を、厚めにカットして盛り付ける。
付け合わせにはアスパラやズッキーニ、じゃがいもなど、季節の野菜を添えて。
外は香ばしく、中はしっとりと仕上げた豚肉を切り分け、口いっぱいに頬張る——。
素材の味を活かした、素朴で力強い料理に似合う、気取らないプレートが欲しい。
そんな「豚と豚料理を愛する人」の願いを叶える器として、このお皿は生まれました。

デザインはあえてシンプルに。
やや広めに取られたリムが洋食器らしい佇まいを演出し、シンプルだからこそ土の質感や釉薬の表情が引き立ちます。

カラーは全4色。
アメ・オリーブ・ビター:透明感のある釉薬を使い、リムとの境目にできる釉溜まりや流れ模様が魅力です。落ち着いた色味が料理を引き立て、日々の食卓にも自然になじみます。
白:黄みがかった荒土を包み込むように、ぽってりとした艶のある白い釉薬を施しています。
この器の最大の特徴の一つは、裏面に入った“豚のロゴ”。
じつはこの豚、図面の段階から目のサイズや首の傾きまで細かく検討され、型職人が原型に一つずつ手作業で彫っています。
手仕事ならではのわずかな揺らぎが、どこか柔らかで、愛嬌のある表情に仕上がっています。

230プレート

200プレート

170プレート
サイズは3種類。
φ230:メインディッシュ用。トンカツやハンバーグ、夕食の主菜皿として活躍します。
φ200:パンやサンドイッチ、軽食にちょうど良いサイズ。
φ170:サラダや副菜、焼き菓子などにぴったりな取り皿サイズ。
それぞれのサイズには異なる表情の豚が描かれており、
φ230には親豚、φ200とφ170にはその子豚が登場。
嬉しそうだったり、少し物思いにふけっていたり……器を洗うときについ見つめてしまう、そんな愛らしい存在です。

洋皿をベースにしながらも、日本の食卓で日常使いしやすいサイズと雰囲気に仕上げました。
もちろん豚料理だけでなく、さまざまな料理にお使いいただけます。

素材の表情や手作業の跡がひとつひとつ異なり、使うほどに愛着が増す器。
ランドレースで、お気に入りの料理をよりいっそう美味しく、お楽しみください。