リアルな布目のチェック柄
黄色とグレーのチェック柄が可愛らしいマグに新色ができました。
新色は渋めの黄緑とグレーを掛け合わせた、少し大人なカラーリング。
名前も変わり、写真左からファブリックマグ(ジョーヌ)と(パルム)として再登場です。
マグの柄を近くで見てみると・・・
黄緑の太い線とグレーの細い線、どちらもべたっとした面では色が塗られていないことがわかります。
そこがこのファブリック柄の一番のポイント。
この布地のようなリアルなプリント。
これは銅版転写と呼ばれる技法で絵付けをしたものです。
布らしさをどうやって表現するか銅版職人に相談し、実際の生地の布目を元に版をつくるなど工夫を凝らしてもらいました。
またチェック柄なので交差する部分に色同士の重なりが生まれます。
色が重なった時にどんな仕上がりになるのか、職人自身もやったことのない組み合わせだったため難しい作業となりました。
銅版の柄はマグの胴体の形に合うように扇形につくっていて、それをマグカップにくるりと巻き付けて柄を転写しています。
その作業は一つひとつ人の手で行っています。
かすれやずれ、しわが入ることもありますが、手作業ならではのどこが温かみを感じる仕上がりです。
ファブリックマグの本体の形はいたってシンプル。縦に長い切立型をしています。
その胴体におおよそ2cm幅の太く、平たい特徴的な取手がついていて、持ち上げた時の安定感があります。
そして裏を向けると、料理人のシルエットとスタジオエムのロゴが入っているのがちょっと楽しいワンポイント。
磁器土のやや黄みがかった白色が全体をやさしい印象に仕上げています。
容量は320ccと大きめなので、朝のコーヒーをたくさん飲んだり、カフェオレやミルクティーなど牛乳をたっぷり入れるのもおすすめ。
ポップなチェック柄が明るく楽しい食事の時間にしてくれそうです。