縁起が良いとされる亀の、甲羅のようなシルエットを模した土鍋。
亀福 8号鍋の胴体には持ち手がありません。
その代わりにしっかりとした縁取りがあり、360度どの部分を持っても持ち運びができるようになっています。


蓋はおおらかなカーブを描きながら亀の甲羅のようなシルエット。
囲み鍋や野菜の蒸し焼きなど具をこんもりと入れて蓋ができます。
蓋の大きなつまみは、おおらかな全体のフォルムのアクセントになっています。
ひっくり返してテーブルに置く時も安定します。
また、蓋をひっくりかえせば持ち手もないので、コンパクトに収納できます。

白、山吹、黒の3色展開です。
白は全体手に少しグレイッシュで釉が溜まったり流れたり、まるで砂糖菓子のように白く釉だまりができます。
山吹はべっこう飴のようで透明度があり粗土の素材感を一番ダイレクトに感じます。
黒はツヤがあり雑炊やうどん、湯豆腐など、料理映えする色味です。



鍋の底裏には亀福のロゴが入っています。
火にかける度に黒く焦げていく様子もまた迫力が出てきて楽しめます。



大きすぎず、少人数で囲む土鍋として丁度いいサイズ感です。
二人鍋なら最初から具材をすべて入れて1回転でちょうどいい量。
卓上のコンロに設置するとさらに目線が高くなり中身が見えづらかったり、
具材が取りづらかったりするので、吹きこぼれにくい範囲内でできるだけ浅めの形状にしてあります。
水炊きなどの囲み鍋以外にも肉や野菜の蒸し焼きをキッチンのコンロで仕上げて、
そのままテーブルで熱々の料理を食べるのもおすすめです。
他にも、ビビンバやアクアパッツア、パエリアなどの代わり種も季節に関係なく楽しめます。
どことなく柔らかでおおらかな表情が、寒い日の夕食をよりほっこりとした気分にしてくれる土鍋です。