去年の冬から使い始めたパルードスープカップ。
元々は鍋料理のときの取り鉢に使おうと選んだ器でしたが、
今ではほぼ毎日の食卓に並ぶ我が家の定番になりました。
パルードとはフランス語で”あさり”の意味。
なんで”あさり”なのかといいますと、
クラムチャウダーが似合う器というところから。
クリーミーな色でなめらかな舌触りのスープは、
器のマットな質感や優しい色合いからもどことなく連想させます。
◎”持ちやすさ”へのこだわり
何度と使ってみて思った良いところは、持ちやすさ。
料理を入れる前から重かったり、持ち上げて安定せずに傾いてしまうようでは正直使いづらいなぁと感じてしまいますが、
その持ちやすさの部分が、このパルードはすごく計算されてるな~と感心しました。
安定して親指を置ける平らな部分。
ホールドしやすく余裕のある楕円の持ち手。
中指でしっかりと下から支えられるようなデザインになっているので、
たっぷり具材を入れても、重さを感じにくいんです。
◎用途いろいろの万能さ
口径約12cm×深さ5cmって本当にちょうどいい。
具だくさんの豚汁、ゴロゴロ野菜のポトフにラタトゥイユ。
オーブンにも使えるので、お祝いの日にはパイ生地をかぶせてポットパイなんてのもできます。
これから暑くなる時期にはかき氷の器にもいいですね~。
というように、浅すぎず、深すぎずで使える料理も幅広いんです。
内側はゆるやかなカーブになっているので、
具材もすくいやすく、最後まで美味しくスープがいただけますよ。
最後に、最近実感したパルードがあってよかった~と
心から思ったエピソードを一つ。
先日体調を崩して、食欲があまりなくおかゆしか食べられなかったとき。
シンプルな梅干し入りのおかゆを、優しいレモン色のパルードによそったら
ただのおかゆもちょっと美味しそうに見えて、それだけでちょっと元気がもらえました。
器で料理の見え方って本当に変わるんです。
ただでさえ美味しいと感じにくい体調のときだって、もうちょっと食べようって思えたのは、
きっと料理の味だけじゃなくて、器に助けられてるんだな~と思いました。
カラー展開は現在6色!
お気に入りのカラーを見つけてみてくださいね。