FOOD CULTURE

古代エジプト文明をルーツとした食文化が今も多く見られるエジプト。ナイル川流域の豊かな農作地帯でかつてより栽培されているにんにくやにらなどの香味野菜、コリアンダー、クミンなどのスパイスが現在も多用されています。また、エジプトの人にとって欠かせないパン。遺跡の壁画にも描かれており、古代から発酵をさせてパンを作る技術を持っていたそうです。食事の際には必ず右手の指先を使って食べます。左手は不浄のものとされているため、食事で使うことはタブーとされています。

UTSUWA

CAST:タータンチェック(グリーン) クロス500/チュチュ プレートL/マルタン ピッチャー/オリゾン カップ/オレイユ

古代文明が栄えていた歴史のあるエジプトをイメージして、土の質感が楽しめる素朴な雰囲気の器を中心にコーディネートしました。チュチュのプレートは、縁に現れる焦げの豊かな表情がアエーシの焦げ目とマッチします。オレイユは直火にも使える器なので、冷めてきたら温め直しも可能。現地の方々のように、チーズを入れたりとアレンジレシピも楽しみやすいです。

 

Egyptian drink

「サハラブ」はいかがですか?

CAST:ヴルーテ マグ/キャラメリゼ 正角プレート/豆スプーン

「サハラブ」とは、エジプトでは有名なローカルドリンクです。サハラブと呼ばれる植物の粉から作られる飲み物で、ミルクのような見た目ですが、とろみがあり、葛湯のような舌触りだそう。実はあの伸びるトルコアイスにもこのサハラブ粉が使われています。トッピングには砕いたココナッツやピスタチオ、シナモンなどをたっぷりとかけます。体の中から温まる素朴な味わいのサハラブをイメージして、表情豊かなヴルーテのマグと落ち着いた色合いのプレートをソーサーとして選びました。たっぷりとかけたトッピングをいただくために、陶製のスプーンも一緒に用意しました。

次回の朝ごはんは台湾(1/19)