2021.01.20 Wed

ソノ

新年に使いたい黒の器

ディスプレイが変わりました。

sonoでは現在、黒い器を中心にいつもよりもより、

シックな雰囲気で器をご紹介しています。


 

マルミツポテリには、黒の器といっても実は様々な種類の器があることをご存知ですか?

釉薬や素材、作り方によって、見え方がとても変わります。

 

そこで今日はソノにある黒い器の中から

「存在感を放つ黒」と「伝統的な黒」をご紹介していきます。


【存在感を放つ「窯変黒」の器】

「窯変」とは焼成時に窯の内部で生じる色の変化のことを言います。

窯内部の化学物質と釉薬に含まれる物質が反応しあうことで様々な色相が生まれ、

キラキラとした印象的な色味を作ります。

演出効果の高い窯変黒の器は、

シンプルなお料理でもシックでかっこよくまとめてくれますよ。

お料理や器の印象を変えたいという方におすすめです。


「フィオーレ3寸千代口」



 【伝統的な「黒柿釉」の器】

窯変黒に比べて少し落ち着いた雰囲気になる「黒柿釉」。

素地の上から一度、錆呉須巻を塗り、その上からさらに釉薬をかけて焼くことで、

土、錆呉須、釉薬の様々な成分が混ざり合うことで、

同じものは一つとない器が出来上がります。

そんな幾つも工程を経て作られた黒柿釉の器に、奥深い趣を感じませんか?

刷毛目を感じられる盛り面はお料理を大らかに包み込み、

特別な一皿に演出してくれますよ。


「フォルクローレ7.5寸鉢」



このように、同じ黒い器でも雰囲気やお料理の見え方が、異なりますよね。

お料理や食卓をぐっと引き締めてくれる黒の器の魅力を感じて頂きながら、

お気に入りの一枚を見つけてみてくださいね。


ソノ