強い太陽の光、昼夜の気温差が激しい気候、乾燥した大地など、気候の条件がブドウの栽培に適しているアンデス山脈の麓では、ワインの生産も盛んに行われています。加えて、アルゼンチンではお肉が主食のため、それに合わせて飲むワインの消費は多く、年間約30L(日本は年間約3L)。国民にとってワインはとても身近です。

アルゼンチンでは、毎週末のように「アサード」を楽しみます。「アサード」は日本で言うバーベキューのようなもの。その前菜としてプロボレタやチョリパンなどを食します。焼いたプロボレタは外がカリカリ、中とろり。チョリパンはアルゼンチンではおなじみ、チミチュリソース(ワインビネガーの酸味が効いたソース。)をかけていただきます。

人と人との繋がりを感じる機会として考えられているアサード。そのアサードで豪快な料理を味わいながらも、ゆったりとした時間を過ごせるような器を選びました。すっきりしたフォルムや、深みのある色を取り入れると器数が多くても落ち着いた雰囲気を演出できます。