2026.02.15 Sun

ソボカイ食器店

「食卓に深い余韻を生み出す器:オリゴ」

今月は、2月12日(木)より発売となった

「マルミツポテリ春と夏の新作」をご紹介しています。

 

今回の新作は、それぞれ「食にまつわるシーン」を思い描きながら生まれました。

暮らしの中でふと訪れる、印象的な情景に寄り添う器たちです。

 

前回に続き、今回も新作のひとつ「オリゴ」をご紹介します。

オリゴは、ラテン語で“起源”を意味する言葉。

陶磁器のはじまりともいえる、

大地の力強さを表現できる土と釉薬にこだわって生まれました。

 

自然の力をそのまま感じながらも、人の手仕事が静かに効いている。

荒々しさと凛とした佇まいをあわせ持ち、

料理を受け止める姿は空間に深い余韻を生み出します。

素材は、力強い風合いの赤荒土。

焼成によって自然な凹凸やざらつきが現れ、

一つひとつ異なる景色が生まれます。

 

釉薬は、粉引・織部・白萩窯変の3種類。

日本で古くから親しまれてきた釉薬が、

赤荒土と重なり合うことで、より奥行きのある表情を見せてくれます。

 

粉引は、土のざらりとした質感と、光沢を抑えたやわらかな風合いが特徴。

鉄分がピンクに発色する“御本手”と呼ばれる表情が現れることもあります。

 

織部は、こっくりと深みのある緑色。

縁にあらわれる焦げ感が、さらに力強さを引き立てます。

 

白萩窯変は、窯の中で起こる自然の化学変化によって生まれる豊かな表情。

同じものは一つとしてなく、一期一会の出会いをお楽しみいただけます。

なだらかに立ち上がるフォルムは、家庭料理にも静かな存在感を添えます。

揚げ出し豆腐やマリネ、ラタトゥイユなどの副菜はもちろん、

リゾットや少量のパスタにもおすすめです。

 

新作はソボカイ食器店にも続々と入荷しております。

盛りつけたい料理を思い浮かべながら、ゆっくりと器選びをお楽しみください。

Sobokai食器店