2025.08.04 Mon

ディッシーズ

「器と料理がひきたて合う -ブーノ-」

暦のうえでは秋を迎えながらも、まだまだ暑さが残る8月。

なかなかお出かけしづらい日が続きますが、

そんな時こそ、器で季節を先取りした食卓を思い描いて見ませんか。

 

今回ご紹介するのは、「ブーノ」。

イタリア語で”丘”を意味するその名の通り、

自然の土の風合いを活かした、少しすぼまった円錐形の台皿です。

程よい高さと広いフラット面で、

素材の荒々しさを際立たせる6寸サイズに、

このたび、ひと回り小ぶりの4寸が仲間入りしました。

口径は小さいながらも、印象的な高さが目を引き、まるで舞台のような佇まい。

自然と視線が料理に集まります。

一見すると使い方に迷うかもしれませんが、

あれこれ妄想がふくらむのも「ブーノ」の楽しさ。

店頭でも注目を集めているアイテムです。

 

ショーケースからとっておきの逸品をお披露目するような気持ちで、

季節の和菓子やお取り寄せグルメをのせて。

プライベートな時間を、少し特別にしてくれます。

4寸サイズは3種の色展開でご用意しました。

筆跡が生み出す黒の濃淡と、土の乾いた質感が奥行きを感じさせる「黒柿釉」

呉須の濃淡が鮮やかで、艶やかさの中に吸い込まれるような「藍染付」

岩肌のような風合いと赤土の力強さを感じる「灰」

それぞれが個性をまとい、料理の印象をぐっと引き立ててくれます。

残暑を涼やかに演出したい食卓や、秋のおもてなしのシーンに。

特別のひとときの器として、ぜひ「ブーノ」をお試しください。

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