Soup a L'oignon gratiné

時間をかけてでも作りたくなるスープ

これからやってくる寒い季節にぴったりなオニオングラタンスープ。たっぷりの玉ねぎを飴色になるまでじっくり炒めて甘さを引き出し、カリッと焼いたバゲットとチーズをのせてオーブンで仕上げたスープ。あまりの美味しさに、かけた時間を忘れてしまうほどの逸品です。発祥は玉ねぎの一大山地であるリヨン。そこで生まれたオニオンスープがパリに渡って現在のオニオングラタンスープに変化していきました。グラタンはフランスの調理法の名称なので、ホワイトソースがない料理でもその名が付けられています。

コクのあるスープに合わせたいカラメル色のココット

カネルココットのこっくりとした飴色が、時間をかけてじっくり炒めて引き出された玉ねぎの甘さを連想させ、食べる前からその美味しさが確信できる。オーブンの使用もできるので、あつあつのまま食卓に運び美味しい温度で食べることができるのもこの器ならでは。スープが少なすぎるとバゲットに吸われてしまうので、ある程度深さがありスープをたっぷり注げることもこのスープを作るうえでは大事なポイントです。料理の特徴を考えると器選びがしやすくなります。

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