郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第15回

福井県

「ぼっかけ汁」

ぼっかけ汁は、福井県で食べられる具材たっぷりの汁物。

アツアツのご飯に文字通り「ぼっかけ(ぶっかけ)」ていただく郷土料理です。

100年以上前から伝わる料理で、今も福井県の食卓では馴染みのある一品。

ゴボウやにんじん、油揚げやこんにゃく、かまぼこなどを入れて、

かつおの出汁としょう油で煮込みます。

大きめサイズのカンパーニュMにご飯をよそったら、

その上から豪快にぼっかけます!

根菜類がたっぷり入ったアツアツの汁物と炊きたてご飯の組み合わせは、

安らぎを感じる素朴なおいしさです。

福井県内でも地域によって具材や食べ方にアレンジが加わり、

さまざまなバリエーションがあります。

最近では「勝ち山ボッカケ」など、ご当地グルメとして進化した

ぼっかけ汁も楽しまれています。

福井県

福井県は日本列島のほぼ中心に位置し、京阪神・中京からほど近い日本海側の県です。かつて奈良・京都からも海が近く、都へ食材を供給する場所として「御食国(みけつくに)」と呼ばれていました。現在、共働き率全国1位、3世代同居率1位と、働き者の県であり、家庭環境・地域環境に優れ、学力・体力ともに日本の中でもトップクラス。「全47都道府県幸福度ランキング」では4回連続1位となり、日本一幸福な県として知られています。