郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第19回

島根県

「焼きめし茶漬け」

「焼きめし」と聞くと中華料理のチャーハンを思い浮かべる人が多いかと思いますが、

島根県の隠岐地方では、「焼きおにぎり」のことを「焼きめし」といいます。

「やきめし茶漬け」は、その名のとおり「焼きおにぎり」を茶漬けにしたものです。

三角や丸形に握ったおにぎりに、味噌を塗りじっくり焼き上げます。

隠岐地方ではしょう油と味噌の中間的な役割をする

隠伝統的な調味料「こじょうゆ味噌」を塗るそうです。

焼き上がったら器に盛り、お好みで薬味を入れます。

深さのある鉢に焼きおにぎりが並んでいるのは、なんだか不思議な光景です。

ここに熱々の煎茶をかければ出来上がり。

元々は、嵐などの荒天に大きく左右される島での生活を生き抜くため、

おにぎりにしっかり火を通すことで保存性を高めた「焼きめし」が作られ、

その食べ方のアレンジとして「焼きめし茶漬け」が生まれたそう。

香ばしい味噌の香りが広がり、素朴な味わいで心も温まる一品です。

島根県

島根県は、日本海に沿って細長く連なる山陰地方に位置します。 日本海や宍道湖などの自然が広がり、山海を舞台とした景観美やレジャーが楽しめるほか、土地ごとの恵みを生かしたグルメもたくさんあります。 また、明治維新にかかわった偉人にゆかりのある萩や、石見銀山など歴史情緒たっぷりの観光スポットも点在しています。