郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第43回

岐阜県

「けいちゃん」

最近は朝晩涼しい日が続き、秋の気配を感じますね。

そんな食欲の秋にぴったりな、ご飯が進む料理をご紹介します。

岐阜県下呂市や郡上市を中心とする地方の郷土料理「けいちゃん」。

しょうゆや味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツなどといっしょに焼いて食べるシンプルな料理です。

 

けいちゃんは、地域やお店、家庭によって味に違いがあることが特徴です。

味噌味、しょうゆ味、塩味などの違い以外にも、肉も若鶏に親鶏、モツや皮を入れたりという違いもあります。

今回は赤味噌ベースでタレを作り、鶏モモ肉を漬け込みました。

マルミツポテリ本社のある愛知県といえば、やはり赤味噌です。

本場の岐阜県でも赤味噌ベースのけいちゃんはポピュラーみたいです。

3時間ほどタレにつけた鶏肉は、タレごと焼いて火を通します。

たっぷりのキャベツや人参などの野菜も投入!

調理をした大きな浅なべは「ボヌール」という商品です。

コンロに置いて直火にかけられるボヌールは、底が広いのでフライパンのように食材を焼くことができます。

保温性が高い陶器素材なので、このままテーブルに運べば熱々を楽しむことができます。

こっくりとしたアメ色が、秋冬にぴったりですね。

その昔、下呂や郡上の田舎では、卵を得るために、各家庭でニワトリを飼育していました。

卵を生まなくなり「廃鶏」になったニワトリを焼いて食べたのがけいちゃんの始まりと言われています。

豚肉などの内臓料理である「とんちゃん」をもじって「けいちゃん」「ケーちゃん」の名前がつけられるようになり、今でも県民のソウルフードとして愛されています。

濃い味のタレが絡んだ鶏肉と野菜は、まさにご飯が欲しくなる味。

食欲の秋、ぜひ自分流のけいちゃんをご家庭で楽しんでくださいね。

岐阜県

日本のほぼ真ん中に位置する岐阜県は、飛騨高山の風情ある街並みなど、古くからの伝統が今も息づく歴史深いところです。標高差が激しく起伏に富んだ地形であるため, 飛騨地方と美濃地方では気候の面においても大きな差があるのが特徴。県の南に木曽三川によってできた濃尾平野が広がります。観光業では、長良川の鵜飼、白川郷の合掌造集落が有名です。東西の都市部からのアクセスに優れているので、近年は移住先としても注目されています。